春の香りの中、華やぐ君へ
今日は日差しがとんでもなくて、
街中、春爛漫の香に満ちていた。
そんな中プチ遠征をしてライブに行った。
ライブ会場の最寄駅を降りたら、東京ではまだあんまり咲いていない桜がそこでは満開に咲いていた。
あんまりにも暖かくて、ライブ会場に辿り着くまでに汗が出た。
そういえばライブ中に、1つ気付いた事がある。
春の陽気の中、ライブ会場に来た人が多いからか曲間に息を吸い込むと、室内なのに春の香りが満ちている。
私はこの、懐かしいのに切ない香りを知っている。どこかで嗅いだことがあるって、演奏を聴きながらふとそんな事を思っていた。
目の前には、生まれて初めて行った春フェスと変わらず音楽を奏でる君の姿。
10年前と変わらず、君は今日も歌うようにギターを弾く。
君のギターが私の悩みとかを昇華して、
私の内も、外も、華やぐのを感じていた。
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