366日紡ぐ【夜のうた】117日目 5月30日「編み物」
夜色の糸を使って
編み物をしている老人の手元が
たまに星のように光ると
編み物にキラリと小さな星が
宿っていくのだ
老人は丸い老眼鏡をしたまま
ずっと編み続けている
もう私たちが
何度生死を
繰り返しても
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夜色の糸を使って
編み物をしている老人の手元が
たまに星のように光ると
編み物にキラリと小さな星が
宿っていくのだ
老人は丸い老眼鏡をしたまま
ずっと編み続けている
もう私たちが
何度生死を
繰り返しても