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フランスマダム申し送り事項:たとえば夫と妻の言葉の駆け引き

【フランス🇫🇷暮らしの雑学】(私の周りだけかもしれないけれど)

フランスで1番の広告宣伝効果があるのはクチコミ…と何度か綴っているけれど、SNSのない時代からだと、世間では知られているのに文字にはなっていない事実や習慣もあれば、マダムたちのちょっとした申し送り事項もあれこれ。たとえば、夫と妻の言葉の駆け引き…

夫から「これ買ってあげようか?」と見せられたものが自分好みのアクセサリーやバッグ、もしくは、たとえ素敵な最新の車だったとしても、「きゃー、嬉しい!」と言う直球ストライク反応はしてはいけない。

「悪くないかもね」くらいにしておくと、“買ってあげた”という印象ではなく、“彼がそうしたくて贈った”ことになるから…だそう。

で、これを聞いた10年前は、「何をそんなややこしいことを」と感じていたものの、だんだんコツが掴めてきた気がするこの頃。

昨日、18時ごろに夫から「今、仕事が終わった(彼的には早い時間)けど、出てきてどこかで合流する?」と電話。月曜だし、家でのんびりしたいと言うと「ワインか何か買ってきて欲しいものある?」

「うーん、赤いバラ1輪買ってきてくれても迷惑じゃないわよ(直訳)」(「贈ってくれてもよくってよ」という感じ?)

…な結果、がこちら。

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帰り道が途中まで一緒だった部下の「今日何かの記念日ですか?」に思わず「何もなくても時々はね」と“ちょっと言ってみた”ら「素敵ですねー」と感嘆されたと苦笑していた(イエ、私の記憶の限りでは、子どもが産まれて以降は初めてなんですけど)。

これを機会に、我が家の新習慣になるのかも。(ちなみに、彼のお小遣いから…ね)

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