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若い時の苦労は、買ってでも“しなくていい”

映画『Taxi』を最初に観た時、主人公のエミリアンが実家でお母さんに作ってもらっていた1週間分の食事のタッパー容器を受け取って帰るシーンで「え?マザコン?」ってびっくりしたけど、

過保護なわけじゃない…って、息子がパリでひとり暮らしになって気づいた。

フランス🇫🇷では24時間営業のコンビニはないし、買い出しや配達もままならない。日曜は休みのところが多いし、時間もお金も限られた生活をしている人たちには、栄養バランスの良い食事のための自炊も外食も厳しい。ハードルというか壁というか…でも、それを無理に乗り越えなくてもいいと思っている。

無駄に時間のかかる家事に自分の時間を取られてしまわないよう、人を雇っている家庭があるように、頼める人がいるなら、そして、お互いがそれでシアワセなら、それはそれでいいと思う。

18歳成人の国とはいえ、いきなり一人暮らしで、余計な苦労をさせる必要もない。

…と、息子に持たせるおかずを嬉々として用意しては、記念写真に収めているこの頃。

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時間がないと、まず削るのは睡眠時間。お腹が空いても、作る時間が勿体無くて食事を抜いてしまうのは、私もそうだから想像がつくから。

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