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焦りへの処方箋

今、何かがうまく行っていないからといって、焦る必要はあまりない。

世の中はうまくできていて、局所的な異常値はあるとしても、大半の人は「収まるところに収まって」いる。

あなたが見上げるあの人もあの人も、あることに相応の時間と労力をかけたからそこにいる。
それだけの話だ。

裏を返せば、あなたも同じだけやれば、そこまで行くということ。
人の能力なんて、さして変わらないもの。
まだやってないでしょ?
だから、いまの場所にいる。

一足飛び、なんてない。
それこそが、世の中や人の目が健全に動いている証拠だ。
だからこそ、やれば報われる、ということを信じられる。

あとは、どれだけの時間と労力を注ぐのか、決めればいいだけ。

…焦ったり、何かがうまく行かなかったりする時は、自分にこう言い聞かせている。
そうすると、少し楽に考えられるようになった。

ただ、人生の時間は減っていっているので、だんだんと後はなくなっていっているのだけど。

写真は、ツクシカラマツ。

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