マガジンのカバー画像

私の読書記録

7
読んだ本の記録。どんなきっかけで手に取ったのか、読もうと思ったのか、など。本との出会い、そしてお付き合いは人生を豊かにしてくれると私は思う。
運営しているクリエイター

2021年1月の記事一覧

瀬川源『国家と記録ー政府はなぜ公文書を隠すのか?』

 これも年末に買ってあったもので、2021年1月9日に読み始めて19日に読了。

 文書の内容を信用できないとなれば、その行政機関の決定は全てが信頼できなくなる。だからこそ、文書は確実に記録されなければならないし、保持、保存されなければならない。そして、情報を公開することによって政府の透明性を確保することが政府への信頼につながる。・・・と、筆者は指摘する。そうやってこそ、政府が何かを呼び掛けた時に

もっとみる

久保・金成『アメリカ大統領選』

 2020年10月に出版されたこの本が、2021年に読了した最初の一冊になった。昨年末に買ってあって、元日から読み始め、8日に読了。

 アメリカでの大統領選挙とはどういうものか、建国の頃から選挙の仕組みが形成され、政党政治が根付いてきて、選挙による政権交代とは、どういうことが行われるのか、といったことがまず述べられる。その後、党内予備選の仕組み、次いで本選挙の仕組み、それぞれの政党や候補者の支持

もっとみる