![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/141355417/rectangle_large_type_2_5596848dd72f34915ac6edcdbc18d10a.jpeg?width=800)
「貧乏ゆすりと言わないで」24.DBS手術退院後 脳神経内科受診と薬の調整
それから必死耐えること一週間。
その頃には薬も、機械も、
身体に馴染んできたようだった。
診察室入るといつもの高音ボイスで
「どうですか~体調悪かったんだね~
そうか、そうか。
でも、ちゃんと充電もしているようだね。」
と言われた。
初めのことで褒められるのは
大人でも嬉しいものだ
「じゃあ、少し電気の量を上げてみようか。
はい、歩いてみてね~。」
と言われて
そんなにすぐ変わるものなのかなと思いながら歩いた。
いつもと変わらず普通に歩くことができた。
また、寝違えたときのように
首回りが痛くなり上手に回せない。
首の中に入っているワイヤーが切れるんじゃないか?
と心配になり相談をしたら、
「体の中でワイヤーは余裕を持たせているので大丈夫ですよ。」 と言ってくれてほっとした。
薬の処方も少し変わったが脚の振るえが止まらない。
脚が振るえ続けると眠ることができないから、
睡眠導入剤がほしいのだが、
睡眠導入剤は難病の薬の対象にならないので
お金がかかることがわかってやめることにした。
その夜は、睡眠導入剤無しで布団に入ったが
やっぱり眠れなくて悶絶した。
でも「依存症」だけにはなりたくない!
と思いとにかく踏ん張った。
やがて、睡眠導入剤なしでも眠れるようになった。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?