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子供たちは大人がいない方がサッカーを楽しむ

うちの子が今、サッカーに関することで一番好きなこと。
それは、"子供たちだけの時間"で自由にやるミニサッカーだ。


毎週土曜に通うリバプールFCサッカースクールだが、振替で平日
16:30 - 17:30の枠に初めて参加した時のこと。
トレーニングを終えた子供たちは
4人ほどが残って、空いてるコートで2vs2のゲームを始めようとしていた。

私「残る?」

息子「いや帰る」

コートをじっと見る息子。


息子「やっぱり残る」


と言ってコートに入り、シャイな息子が
「入れてー」と言えば、

子供たちは「いいよー」と快く受け入れる。

「5人になったね。2vs3でいいか」

試合開始。

自由にサッカーを楽しむ子供たち。


「ファールスローありでいい?」
「いいよー」


「キーパーこうたーい」

「ジャンボありー?」
(ジャンボ=パントキック)



プレー中にルールを自分達で決めたり、個人技を使ってみたり、仲間にゴールを決めさせようと必死になったり。
上手いも下手も関係ない。命令されることもない。アドバイスもない。

大人に縛られることなくサッカーを自由に楽しんでいた。

うちの子もすごく楽しそうに、そして積極的にプレイしていた。
サッカーをしていて、そこまで楽しそうにする息子を見たのは初めてだ。

そこは子供たちだけの空間だった。

日頃、子供たちのサッカーをする環境は、大人が決めたメニュー、時間、指導、アドバイスなど、何かしらに体も心も頭も抑えられている。

だがこの空間は違う。
親は、遠くで親同士で世間話したり、たまに時間を気にするだけ。
子供たちは巣から放たれたかのように本当のサッカーを楽しんでいるのだ。

私は子供の頃にクラブチームも部活にも入ってない。小学生の頃は空き地でサッカーか野球ばかりしていた。
近所の子供たちと「俺は翼くんだ」「お前は日向くんな」「タイガーショットだー!」「くらえオーバーヘッド!とか言いながら、好き勝手にサッカーをしていた。
だからきっと私はサッカーが好きなまま大人になっている。未だに週に数時間もフットサルをしている。創造性のあるプレイをしている(つもりw)。

18時。30分間おもいっきり自由にサッカーを楽しんだ子供たちは、「そろそろ帰ってご飯!」の一声で、惜しみながら帰宅した。


サッカーができる公園や広場は探せばあるものの、やっぱり、ゴールがあって、芝のコートでやるのは気持ちがいい。
スクールが終わっても空いてるコートを自由に使わせてくれるリバプールFCサッカースクールに感謝。

※息子が通うのはスクール専用コートの会場なので、会場によってはスクール後は退出しなければならないところがあるはずです。

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