見出し画像

無名の役者が確実に『主演』になれる唯一の方法

動画版はこちら


どうも、木全俊太です。

今回は

『まだ無名の役者が確実に「主演」になれる方法』

というテーマでお送りしたいと思います。

僕は以前芸能事務所でマネージャーをしていたことがあって

今回の記事でも、その頃の経験から

皆さんにお伝えしたいことを

シェアさせていただけたらと思います。

というわけで、今回は

『まだ無名の役者が確実に『主演』になれる唯一の方法』

というテーマでお送りしたいと思います。

もちろん自分は主演じゃなくてもいい

という俳優さんもいらっしゃるとは思いますが

演じるならやっぱり主演がいいという俳優さんも

結構たくさんいるんじゃないかなと思います。

じゃあどうすれば主演を演じられるのか

僕なりの意見を話しできたらと思うんですが

もう最初に結論から言ってしまうと

そのとるべき行動というのは

自分が主役の企画・シナリオを作って監督に営業する

ということです。

え!?そんなことできるの?って思う方もいらっしゃるかもしれませんが

そうやって自分が脚本家とプロデューサーも兼任して

主演映画を作ってる俳優さん、結構いたりします。

というのも残念ながら

まだ無名の頃は

誰かがあなた主演の企画を用意して

オファーしてくれることはまずないからです。

ではどうすればいいかというと

もうその答えは一つで

自分で自分が主演の作品の企画シナリオを作ってしまうんです。

でもそのことで得られる恩恵というか

メリットっていうのは実はたくさんありまして

まず自分でシナリオを書けば

自分の実体験をもとにかけたりとか

自分が世の中に投げ掛けたいメッセージを込めた作品を

作ることができます。

さらにそれを演じるのはシナリオを書いたあなた自身なので

他の誰よりも役の気持ちが理解できて

誰よりもリアルに演じられるはずです。

もちろんシナリオをいきなり書くのは簡単なことじゃないですけど

あなたが本気で主演映画を作りたいのなら

トライする価値は大いにあると思います。

最初から完璧なものを書きあげようとは思わなくていいし

脚本形式じゃなくて

小説のような文章になっても最初は構わないので

例えば月刊シナリオに掲載されてるような

そういういろんな映画のシナリオを参考にして

少しずつでもいいので書いてみてください。

もちろんですけど、それを参考にはしても

それに似通った作品だと

監督さんも「よし、撮ろう」とはならないし

何よりあなたが作る理由

あなたが主役を演じる理由っていうのが

なくなっちゃいますよね。

なのでシナリオの核となるキャラクターだったりとかストーリーは

自分自身ととことん向き合って

自分の内面から出てきたもので作るようにしてみてください。

そうやって他人になかなか言えないような

悩みだったりとか

想いだったりをシナリオにするのは

とても勇気のいることですが

そういう深いものが核にある作品は

人の心を打つし

営業する監督さんも「撮りましょう」ときっと言ってくれると思います。

次に、どんな監督さんに営業するべきかなんですけど

商業映画をバンバン撮ってらっしゃる監督さんではなくて

今現在主に実写映画を撮っている

もしくは商業映画に携わってはいるけど

自分自身でも自主映画を撮っている

そういう監督さんに営業してみてください。

これを聞いた時、人によっては

自分は商業映画の主演をやりたいから商業映画を撮ってる監督さんに営業したい

と思う方もいるかもしれませんが

正直商業映画の主演をいきなり目指すというのは

難易度があまりにも高すぎます。

なぜかと言うと商業映画は

企業などのスポンサーがついていて

予算もかなりの額がかかってるものなので

その膨大な制作費をしっかりと回収できるように

お客さんが確実に入るような知名度

つまりはファンを持ってるような人が

主演だったり、メインキャストで選ばれがちというのがあるからです。

もちろんもしこれを見てくださってるあなたが

例えば、ほんと例えばなんですけど

大手芸能事務所の看板俳優さんで

何十万人、何百万人とファンを持っているとしたら

逆に出演のオファーが来るぐらいかもしれないんですけど

そうやって商業映画で主演を演じる俳優さんってのは

数多とある芸能事務所の中の

ほんの数事務所の

さらにその事務所の中のトップ数人が

なれるかなれないかの世界なので

いきなり商業映画の主演を目指すというのは

正直かなりコスパが悪いと思います。

なので自主映画も撮っている監督さんに

自主映画の主演として営業をするようにしましょう。

逆に言うとその主演自主映画がヒットして話題になれば

商業映画に出演できる道も開けると思います。

次に自主映画を撮られてる監督さんの中で

一体どんな監督さんに営業すればいいのかと言うと

自分が作りたいと思ってる作品の世界観と

近い世界観の作品を撮っている監督さんに

アプローチしてみてください。

その声のかけ方として

もちろん知り合いの監督さんだったら

直接連絡してみるのが良いと思いますが

もし面識のない監督さんに依頼したいという場合は

その方のSNSとかにご自身の熱意が伝わるような

そういうメッセージを送ってみてください。

とはいえやっぱり対面の方がいいに越したことないので

その監督さんがもし近々ワークショップを開催するとか

舞台挨拶をするようだったら

そこに足を運んで直接相談するというのが一番いいと思います。

その時に自分の書いたシナリオも渡せるとベストです。

それと他のキャストはどんな人に依頼しようと思ってるかとか

ロケ地はどこで撮影しようと思っているか

いつ公開目標で進めたいかなども伝えられるように

ある程度候補を立てておくとさらに良いと思います。

いろいろ考えなきゃいけないことも多くて大変ではありますが

誰かが自分にオファーをしてくれるのを待つよりも

自分で自分が作りたい作品を作ってしまうほうが

断然あなたのキャリアアップも早いと思うので

ぜひチャレンジしてみてもらえたらと思います。

これは全ての業界で言えることなんですけど

売れる人ってどういう人かというと

他人と違った努力ができる人なんだと思います。

正直、脚本も自分で書くとなると大変です。

基本的に誰もやりたがりません。

だって人間は楽をしたい生き物ですから。

でもだからこそそれをやることで

人よりも一つ抜きん出た存在になれるんです。

役者さんはその性質上

どうしても受け身なスタンスの人が多いです。

でも一度きりの人生

待ってるだけじゃ時間もったいなくないですか?

誰かの好みや興味次第で自分の出演が左右される

そんな他人軸に合わせた人生、嫌じゃないですか?

これは芸能界に限った話じゃないんですけど

誰かがいつか自分を引き上げてくれるなんて

そんな甘い話は無いと思った方がいいです。

他人頼みじゃいつまでも這い上がれないということですね。

とはいえもちろん映画作りも自分一人じゃできないことなので

誰かの協力は絶対必要なんですけど

自分次第でできることもたくさんありますよね。

脚本を書くことまではいけなくても

例えば事務所からの案件を待つだけじゃなくて

ネットやSNSで募集されているような自主映画のオーディションに自分から応募してみるとか

ワークショップに参加して、いつかご一緒できるような監督と出会う機会をたくさん持つとか

そうやって自分でチャンスを手繰り寄せるアクションをとることがすっごく大事だと思います。

今売れている役者さんもそういう努力をしてきているもので

例えばムロツヨシさんは監督にとにかく会いまくって自分を売り込んだ時期があったとおっしゃっていたし

鈴木亮平さんは芸能事務所に入るために自分の足で何十社もの事務所に出向いて、プロフィールを手渡すということされていたとおっしゃってましたし

そういう売れている人っていうのは他人がしないような、したがらないようなことを敢えて愚直にやったからこそ

今の知名度を獲得できてるんだと思います。

なので、皆さんもぜひ他人と違う努力をするということを意識して

活動進めてもらえたらと思います。

そうすれば主演として映画に出たりできる日も

決して遠くないと思います。

というわけで今回はこの辺にしようと思います

これを見てくださっているあなたの主演映画が

近い将来スクリーンで観れることを楽しみにしてます。

最後にお知らせです。

YouTubeのメンバーシップ機能を使った

役者さん向けオンラインサロンをやっております。

メンバーになって下さった方には

オーディションに送るプロフィール用

もしくはご自身のSNS掲載用の

宣材写真の撮影や

月に2、3本の映画の脚本配布

映画などのオーディション情報のシェア

メンバー限定動画の視聴

毎月違う映画監督を講師にお招きして行っている

メンバーの方限定の演技ワークショップの実施

映像資料の作成のお手伝いなど

様々なサポートをしておりますので

そちらご興味あれば

下記のリンクからご参加下さいませ。

記事を最後まで読んで下さり

どうもありがとうございました!

木全俊太

【YouTube】

【Twitter】


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?