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これからニーズが高まると考えている(そうなって欲しいという願いを込めて)歯科診療所における言語聴覚士によるリハビリテーションについて書いていきます。
リハビリテーション専門職(特に言語聴覚士)が災害支援に関わる上で知っておくと良いかもしれないことをまとめています。
主にネパールでの生活や施設におけるボランティア活動について書いていきます。 たまに、カンボジア、タイも混ざるかもしれません。
歯科診療所のST募集が急激に増えている。 しかし、歯科で求められている部分はSTとしては幅広いように思う。 外来か訪問か。 成人か小児か。 STは、急性期病院、回復期病院等の病院で働いている人がほとんどである。 そのため、どちらかというと高齢者を得意とする人の方が多いと思われる。 一方で、歯科診療所の形態として、近年は訪問のみの診療所を開院されている方もいらっしゃるものの ほとんどの先生が外来をメインとして、合間で訪問に行かれているのではないだろうか 個人の先生のみ
他のがんは、比較的減少傾向にある割に頭頚部がんは増えている? 日本頭頚部癌学会のページを見てみると 一方で、先進国(アメリカ、イギリス、イタリア、フランス)では年々減少日本は、罹患率、死亡率ともに増加、年約21,000人が罹患、7,000人が死亡 *口腔咽頭がん 8.6人/10万人 *中咽頭がん 頭頸部がんの10% 好発年齢 50〜60歳代の男性 *喉頭がん 2.8人/10万人 喫煙習慣が男性に多い *舌がん 口腔内に発生する癌の約90% 若い人や女性
摂食嚥下障害、オーラルフレイル、口腔機能低下症、口腔機能発達不全症、口唇口蓋裂の構音訓練などが歯科での言語聴覚士の役割かなと思うと思いますが、結構幅広いと個人的には思っています。 口腔機能低下症、口腔機能発達不全症の検査 嚥下ではスクリーニング検査、嚥下内視鏡の補助、摂食機能療法の実施 小児の機能性構音障害の評価・訓練 意外と知られていないのが、頭頚部がんの構音訓練や嚥下訓練です。 訪問では、STがいるとわかると、かなり重度な患者さんの依頼も多くあります。 呼吸器
今回は、少しだけ抜け道を紹介します。 介護保険を利用されていると、点数というものがある。 介護度によってその点数は異なり、点数の範囲内で訪問看護、訪問介護、訪問入浴などを行う。 しかし、医師や歯科医師、薬剤師、管理栄養士、歯科衛生士の訪問は居宅療養管理指導となる。 歯科の場合には、介護保険のある方の場合には介護保険を優先して利用しなければならない事例が多く、居宅療養管理指導を行う。 リハ専門職については、訪問看護としてのリハの提供が今のところ一般的なため、介護保険の
http://sp.raqmo.com/gennki200/index.php?shop_id=3540&page_id=1 カレー屋さんがされている取り組み。 子どもにカレーを無料で食べさせてあげられるticket【みらいチケット】 お客さんが、子どもたちが食べられるようにチケットを購入しておいてくれるというシステム。 子どもにとっての食は成長の糧。 とても素敵な取り組みだと思う。 同時にこれからの時代を子どもたちが健康に生きられることも課題。 歯の多い人は認知症
遅ればせながら明けましておめでとうございます。 昨年は、夢の軌道修正を迫られる年だったので、初夢というか新たな妄想を描き始めたので記録してみる。 地域の人が集える場所を作る。 サロンかカフェのような場所で集い、健康維持向上への関わりができる場所を考えていた。 ずっとそんな夢を描いていたが、これからの時代、それが本当にできるのだろうかという気もしだしている。 感染症が広がり高齢者の活動はぐっと減った。認知症の症状が進んだ方も少なくなさそう。 さて、感染症への配慮をしつつ健康
在宅、施設ともに要介護や要支援の認定を受けるとサービスを利用ができる。一人ひとりの利用者さんの状態や環境に合わせたケアプランが作成されて初めてサービスを利用できる。 ◎要介護者のケアプランは「居宅介護支援事業所」のケアマネジャー(ケアマネ)が作成 ◎要支援者の介護予防ケアプランは利用者が住む地域を担当する地域包括支援センターが作成。 ◎2015年から要支援者の予防に関わる訪問介護やデイサービスなどは、介護保険ではなく市区町による「地域支援事業」の中の「介護予防・生活支援
夏の訪問診療は熱中症と隣り合わせ。 訪問先で扇風機のみってことも少なくない。もう、お願いだからエアコン入れてーとココロの中で叫びたくなる。 最近は、コロナのために換気がいるねと窓を開けているお宅もある。 仕方ないけど、その中でケアやリハをするのはなかなかの修行。 そして…訪問が終わって、訪問車に乗りこむ度、車の中はサウナと言っても過言ではない。 どれだけ移動中の車内を涼しくしても、1時間も炎天下の中に車が停まっていたらサウナになる。 次のお宅が近くてエアコンは効かない
訪問診療に適したユニフォームを考える 一般的な方法 スタッフからの意見 結果を集約して既存のものから探してみた 結果。誰か作ってくれませんか。またはコラボで。 訪問診療、訪問歯科、訪問看護、訪問リハ、訪問介護など、訪問のサービスは多様性を増している。 そんな中で、訪問の際に、動きやすくて、機能的で、感染対策もできて、速乾性があってというユニフォームがないだろうかと考えた。院内の制服と訪問を分けるというのも少し手間ではありますが、院内には院内の雰囲気に、訪問では訪問に適した
言語聴覚士が行うリハビリテーションには 訓練室で机で向かい合って行う言語訓練や高次脳機能の訓練 ベッドサイドや食堂で行う嚥下訓練がある 嚥下訓練に関しては、嚥下医学会につづいて、あらたに摂食嚥下リハビリテーション学会からも対応の指針が出されてた。 https://www.jsdr.or.jp/news/news_covid-19.html では、言語訓練ではどのような対応が必要なのか。 こちらに関しては、あまり指針のようなものがないので、少し考えてみた。 まず、訓練室は
感染症対策は、訪問でも必要であり、手指消毒、手袋、必要に応じてエプロン、ゴーグルをすると思うのですが、忘れがちなところについてまとめてみました。 訪問診療、訪問看護や訪問リハビリテーションに関わっていらっしゃる方ではご存知の方も多いとは思いますが、訪問看護の感染症対策がまとめられています。 訪問看護師応援サイト http://plaza.umin.ac.jp/houmonkango/qua090.html また、口腔ケアや嚥下訓練を行う場合は、感染リスクが高くなります
医療支援活動への参加にあたっては、まず医療機関や事業所に勤務している場合には各自勤務先の規定に従うことが第一である。特に発災急性期には、余震や二次災害の可能性もある。そのため、医療支援活動への参加にあたっては、勤務先や家族の理解を得た上での参加が望ましい。 1)支援活動参加の心構え (1)食事・宿泊 基本的に支援活動には食事や宿泊場所は用意されない。事前に準備をして参加する必要がある。病院やチームからの派遣でない限り、食費・交通費・宿泊費も自己負担である。特に発災直後は物
災害時の医療支援には、さまざまなチームがある。本章では各チームの概要と、連携について述べる。 1)災害派遣医療チーム(Disaster Medical Assistance Team;DMAT) Disaster Medical Assistance Teamの頭文字からDMAT(ディーマット)と呼ばれている。DMATとは、大地震や航空機・列車事故等の災害時に被災者の生命を守るため、被災地に迅速に駆けつけ、救急治療を行うための専門的な訓練を受けた医療チームである1)。 災害
自己紹介記事でキャリアについては書いたことがあるけれど、今一度振り返る。 小学校〜大学までの一貫教育の女子校を出た私。 かといって、お嬢様のような生活をしてきた&しているかというと全く持ってそんな気はしない。 さて、引かれたレールの上に乗って女子大に入った私は、自分に何もないと感じる。特にやりたいことがない。良いOLにはなれるかもしれないけれど、特に大企業に入りたいとかもなかった。就職活動もしないで私が出した答えが専門学校だった。 専門学校に行ったものの、今までエスカレー