中国雲南省へ旅行へ 昆明編2 ~雲南省博物館で歴史と少数民族の工芸品に魅せられて~
おはようございます。マイリ―です。
雲南省の昆明に来ています。
2日目に向かったのは雲南省博物館。
1はここから↓
博物館
2階は生物の誕生から始まります。アンモナイトとか三葉虫の説明があったり、恐竜が出てきました。そこらへんあまり興味ないので、走馬観花(ざっと見る)で。
人類誕生までなかなか到達しません。中国3000年の歴史なんてちっぽけに感じるほど、地球の歴史はまだまだ続きます。
このエリアは小学生がたくさんいてました。
滇という国
雲南省に滇池という湖があり、その辺りにかつて1つの国があったとされています。
戦国時代に楚の将軍が滇に移り王となって以降、漢代に至るまで特に中原から注目されることなく、独自の社会構造が築かれ、文明も政治も発展していたそうです。
発掘された青銅器はほかの地域で見られる様式とは異なっているようで、当時の滇国の様子がありありと再現されています。
もう一つ印象に残る青銅器がありまして、生贄の様子を再現したものなんですが、写真を撮り忘れました(夢中になると写真も撮り忘れる)。
女主人が数人に担がれた輿に乗っており、奴隷が板に張り付けられて、大きな太鼓があり、今にも殺されそうな様子でした。
その当時の様子を解説員の女性が熱気たっぷりに説明していました。
予想以上にこの歴史部分が面白く、中国語で書かれた解説を読むのも不慣れなため、予想以上に時間がかかりました。
少数民族に関する展示品
まずは文字から
ある授業で漢字の成り立ちについて説明があった際、先生が、昔の人の物に対する観察力は現代人より優れていると話していたことがありました。
見たものを形にして表現しようと思うと、相手に伝わることも考慮してしっかり物を見なければならないし、見ている特徴が相手と共通してなければ通じないと思います。
今は共通の文字があるので、観察力や、相手が何を見ているのかを理解しようとする力が衰退してきているのかなと思ったりしました。
服飾と装飾品
工芸品
少数民族の展示品にかなり期待して行ったため、思ったより少なく残念でした。
ただ滇国の歴史が面白かったのが意外な収穫でした!青銅器の説明も1つ1つ丁寧で、分かりやすく、見るべきポイントが明示されていました。
歴史編でだいぶ頭を使って疲れていたので、少数民族の展示もこれくらいで良かったかもしれません。多すぎたら頭が爆発していたかも。
なんだか雲南旅行は長くなりそう
続く・・・
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