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自分を信じる力 福岡堅樹

この本はラグビー日本代表でもありながら、医師を目指すために引退した「福岡選手」が本です。私は大学スポーツをしていることで文武両道について考えさせられました。福岡選手は高校在学中に日本代表の招集がかかる中で名門大学筑波大学に一般入試で合格したというとてもつもない文武両道を成し遂げたと書いてありました。想像のできないような絶え間ない努力をしたことは間違い無いと思います。どんなに連取で疲れていたとしても毎日1時間の勉強は欠かさず行っていたそうです。しかし、これを見て私は率直にそこまでの多くの勉強時間では無い思い、それと同時に自分にも可能性があるのだと勇気をもらえました。地頭はいいと思いますが、特別多くの時間を使っていたのでは無いかと思うと人間味があります。なぜそこまで多くの時間を使わずにこのような文武両道を成し遂げたのかというヒントが書いてありました。それは「自分に合った勉強法を見つけること」だそうです。彼の勉強法は必ず机で勉強すると決めていたそうです。だから、よく巷で言われる隙間時間で勉強は一切してこなかったそうです。その隙間時間はリラックスタイムに使い、練習の疲れをとっていたそうです。私の勉強法は別に決めているわけではありませんが、なんとなくですが自分が集中できる時間や場所はあります。私は朝型人間なので普段から6時〜7時の間には起きています。また場所は、あまり自分の部屋だと集中できないことがあるのでカフェに行って集中して行うことが多いです。コストがかかってしまいますが、自己投資だと思ってルーティンにしようと思います。

彼が日本代表になってオリンピック選考は確実と言われていたにも関わらず、引退したのかというと医者になりたい気持ちが上回ったそうです。普通ならオリンピックに出て引退するかと思いますが、なぜそのような決断に至ったのか?それは自分の中でケジメと区切りをしっかりと持っていたから辞められたそうです。ダラダラと協議を続けていると何がゴールなのか彷徨ってしまうと彼は書いていましたがその通りだと思います。自分の中で将来を見据えてもしこの目標が達成できなかったら引退しようと決めることは大切だと思いました。それがあれば、自分への良いプレッシャーになり、競技に対してより向上しようと思えると思います。

最後によく言われる質問で好きなことがわかりませんというを耳にしますが、彼は好きかどうかはやってみないとわからないし、自分に合った適正を見つけることも大事と書いていました。得意なことに夢中になると不思議と違う場面でも役に立つことがあると述べられていたので、今夢中になっている筋トレを突き詰めていこうと思いました。

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