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メダカ旅行記【可睡斎】~トイレの神様に会いに行く~

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どうもメダカです
初めましての方は初めまして
今回は静岡県袋井市・可睡斎に行って来ました。

可睡斎

可睡斎(かすいさい)とは、静岡県袋井市久能にある曹洞宗(そうとうしゅう)の寺です。
室町時代初期、応永8年(1401年)に恕仲天誾禅師によって開山されました。

可睡斎の第11代住職 仙隣等膳(せんりんとうぜん)は小僧時代に臨済寺で、
今川義元の人質となっていた徳川家康(当時の名前は松平竹千代)の教育係でもありました。

家康はその時の恩を忘れず、旧交を温めるために等膳和尚を浜松城に招いたところ、和尚は旅の疲れもあり話の途中に居眠りをしてしまいました。
その様子を見た家康は「和尚我を見ること愛児の如し。故に安心して眠る。われその親密の情を喜ぶ、和尚 、眠るべし」
(和尚にとっては、今でも俺は子供みたいなもの。その気持ちが嬉しい、ゆっくりお休みください)
と言った事から、いらい和尚が「可睡和尚」と呼ばれ、東陽軒という名前だった寺も可睡斎と呼ばれるようになりました。

仙隣等膳と徳川家康

写真で観る可睡斎

それでは写真で可睡斎をまわっていきましょう。

外観

夏なので境内には大量の風鈴が飾られていました。

本堂正面

入り口には立派な阿吽像

内部

可睡斎は拝観料を払えば、本堂の中も見学できます。
なかなか内部をじっくり見れないので貴重です。
本堂

開山堂
可睡斎の歴代住職56名が祀られています

高祖廟 (こうそびょう)
1253年に亡くなられた、道元禅師の骨が祭られています

寺の廊下ってなんか気持ちいいですよね

大東司(だいとうす)~トイレ~

ここが見たくて、可睡斎に来ました。
大東司は、萬松閣の東側に建つ約8m四方の木造平屋の建物です。
昭和12年に建築された男女兼用水洗式トイレで、中央に祀られている烏蒭沙摩明王(うすさまみょうおう)像は、高村晴雲の作です。

過去一番きれいなトイレでした

見てくださいこの迫力。
烏蒭沙摩明王(うすさまみょうおう)は炎をもって不浄を浄化することから、便所に祀られることが多い明王様です。

まさに、トイレの神様ですね。

可睡ゆりの園

可睡斎はこれだけじゃありません。
向かいには巨大な百合園があります。
咲いてる時期は要確認ですが、信じられない量の百合が咲いており、気分はミッドサマーの世界です。

行ったタイミングが良くアジサイの花も咲いていました。

まとめ

いかがだったでしょうか?
トイレの神様は必見ですので、一生に一度は見る価値があると思います。
ここでは百合の根を使った精進料理もいただけるので食べた人はどんな味だったか教えてください。

ここまでお読みいただきありがとうございます。
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