働いても豊かになれない理由

こんにちは
桔梗です

働いても働いても豊かになれない
ここ数十年で飛躍的に技術は進化し便利になりました

スマホやPC、ネットが普及し
一人の人間のできる仕事量は圧倒的に増えました

しかし現代人は働いても働いても豊かさを感じれない
それはなぜか?
労働者だからです
搾取される側だからです

例えば5人でやってる居酒屋があります
一人の時給は1000円だとしましょう

もし当欠が出て4人でやる事になったら?
これを考えてみてください
働いたことある人なら欠員で定数より少なく回さないといけなかったことは経験あると思います
その時のことを思い出して下さい

当欠が出たので
この場合一人の仕事量は
1.25倍になります

では、時給は?

気づきました?
1000円のままです
仕事量は1.25倍になってるのに
時給は1250円にはならず
1000円のままです

仕事量と賃金は無関係です
効率的に仕事をすればその分給料が増える!
なんてのは幻想です

バイトが頑張って4人で回したのに
報酬は同じなままです
では当欠で浮いた人件費はどこに行ったのか?
資本家のポケットに入ったのです

労働者は資本家の利益を生み出す商品です
労働者と資本家は利益を平等に分配しません
だから働いても働いても
利益を出しても豊かにはなれません
一定以上の利益は資本家に吸い取られます

これが資本主義の現実です
約150年前にマルクスの資本論で述べられていた内容です

今回の件はたまたまバイトだからで
会社員は関係ないよ!分配されてるよ!
って思うかもしれません

あなたは会社の決算書を見たことがありますか?
1年の売上と利益を知っていますか?
おそらくほとんどの方は見たことがないと思います
会社がどのくらい利益を上げていて
それが従業員にどのくらい還元されてるかは
分かりません

毎年ボーナスも出て昇給していたとしても
その金額は妥当でしょうか?
ボーナスがあるのも昇給するのも
あなたがその何倍も利益を上げているからです
少し還元したら残りの利益は会社が吸っているんです

そうやって会社は資本を拡大し
売上を増やすために事業展開し
更に人を雇ったりします

こうして飽くなき資本の拡大をするから
いくらテクノロジーが進化し
生産性が上がっても
努力をしても
人々は豊かになれず
日々の労働に追われ続けるのです

これが働いても豊かになれない理由です

私の生き様を綴った魂の一冊です
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