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光る君へ 第八回の感想~鎮魂と決別~

第八回、観ました。


小麻呂の無事と女子トーク

猫の小麻呂こまろが雨の中、れていましたが、無事に生還したみたいですね。

本当に良かった。

さてさて、みなもと・の倫子・ともこ様も、道長みちながに興味が有るみたいですね。

まあ、そうじゃないと、彰子あきこも、頼通よりみちも生まれてきませんからね。

好意を抱いている事を知ったヒロインは、複雑な表情でしたね。

赤染あかぞめ衛門えもんが言った「心の中は、己だけのもの・・・」という言葉に、ヒロインが反応していましたね。


直秀の告白

前回の打毬だきゅうの件を踏まえながら、ヒロインと直秀なおひでが語らっていましたね。

都を去ると言う、直秀。

海の話を聞いて、ヒロインも、あこがれを抱きます。

そんな中、直秀が、一緒に行くかとさそってきます。

数秒のが流れ、ヒロインが言います。

「行っちゃおうかな。」

ヒロインの言葉を聞いて、直秀は「行かねぇよな。」と返します。

直秀にとっての精一杯の愛の告白だったんだと思います。

ヒロインが「連れていって」とか「私も行きたい」と言ったら、直秀は、躊躇ちゅうちょせずに連れていったと思います。

しかし、返事は「行っちゃおうかな。」でした。

まだ、道長に未練が有る事を見抜き、直秀は、自分の気持ちが通じていないと悟ったのでしょうね。

ヒロインも、直秀の言動に感じるものが有ったのか、再び、数秒の間が流れました。

直秀の気持ちに勘付いたのかもしれませんね。


右大臣、倒れる

右大臣の兼家かねいえが倒れましたね。

演技? 自作自演?

安倍あべ・の晴明・はるあきらも、一枚いちまいんでそうな雰囲気・・・。

怨霊おんりょうを信じていた時代です。

ですから、忯子よしこ様の亡霊と言われたら、道隆みちたかも、道兼みちかねも震え上がりますよね。

詮子あきこ様は、左大臣のみなもと・の雅信・まさのぶを頼りとする・・・なんて言ってましたが、雅信は、右大臣家を嫌っている様子。

道長と倫子の婚姻も、いつになることやら・・・。


道兼の暗躍?

道兼の動きが怪しいですね。

あからさまに、腕のれを見せてきて、父から暴行を受けていると告白してきました。

それまで、そんな描写は無かったというのに・・・。

病床の兼家が、目を開けたのは、何か訳が有るのでは?

そして、父親がせっている時に、為時邸を訪ね、酒を飲む、道兼。

そんな事をしてる場合ですか?・・・とは、誰もツッコまず、為時を通じて、花山かざん天皇てんのうから信頼も得たようですね。


母が愛した琵琶

急に来訪してきた、道兼に、ヒロインは、琵琶びわを聞かせます。

母が愛した琵琶を手に、演奏します。

それは、母への鎮魂でも有り、道兼に対する憎しみへの決別でも有り、そして、母への許しでもあったでしょう。

母の無念よりも、道長への想いを優先させると・・・。

心の中は、己だけのもの・・・自在に扱ってこそ、生き生きと生きられる・・・赤染衛門が言った言葉も、胸中にあったと思います。

ヒロインと道長の関係性は、どう変化していくんでしょうかね。


どうした直秀

捕まった直秀。

疑念が真実となってしまった道長。

二人の関係性も、どう変化していくんでしょうね。






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