日本傾国中(10)
祖国が傾いている。
日本が滅びようとしている・・・と言っても、過言ではないと思う。
その原因は何で、何が必要なのか。
思うところを語っていきたいと思う。
異性の目
ある教育学者(名前は失念したが、米国の方だったと思う)の実験に面白いモノがある。
その実験は、男女混合のクラスと、男女別々のクラスでおこなわれた。
両者の反応に、どのような違いがあるのか、実験がおこなわれたのだ。
さて、その結果は・・・。
男の子も女の子も、同性ばかりの教室であれば、先生に叱られても、素直に話を聞いたそうだ。
逆に、男女混合の教室では、男の子も女の子も、先生に叱られると、反抗を示したという。
なぜ、混合の教室では、先生の言う事を素直に聞く事が出来なかったのか。
教育学者は、下記のように分析する。
異性の目を気にして、自分の非を認める事が出来なかったのだと。
子供の時から、人は、異性を気にするように出来ているらしい。
だとすると、学級崩壊の一因として、男女混合が上げられるのではないか。
男女平等が唱えられて、数十年の歳月が流れたが、実験結果を鑑みるに、男女平等が素晴らしい事とは、一概に言えないのではないか。
だからといって、男尊女卑が良いという話ではない。
男尊女尊であるべきだと思うが、何もかも平等である必要性は無いと思うのだ。
子供たちが、素直に育つのであれば、男女別々の教室の方が良い。
学級崩壊は防げるし、その他の問題も解決出来るかもしれない。
例えば、いじめ問題だ。
いじめは、いつの世にも存在する。
しかし、昨今は、それを苦にして命を絶つ事が、頻繁になっている。
よく考えて欲しい。
実験では、先生に叱られ、惨めになっている姿を、異性に見せたくない、認めたくない一心で、子供たちは反抗した。
という事は、いじめを受ける者にも、同じ事が言えるのではないか。
すなわち、異性に、惨めな姿を見られているという事実が、苦痛を増大させているのではないか。
いじめをする側も、異性の目を気にしているかもしれない。
男子の場合、自分は強いと、周囲に見せつける為に、弱そうな者を標的にしているとも考えられる。
女子の場合、自分に注目が集まってくるように、他の女子を排除しようとの考えかもしれない。
見て見ぬふりをする者たちも、自分を守る為の行動である事は言うまでもないが、その根底には、いじめられて、異性に惨めな姿を見せたくない感情が有るのかもしれない。
このように、幼少期からずっと、異性の目を気にしている子供たちなのだから、大人になっても、異性の目を気にするのは、当然の事だと言えるだろう。
男性の中には、オラオラ系と呼ばれる人たちがいるが、舐められないように虚勢を張っているのは明らかだ。
いざとなったら、ふんどしを巻いて逃げていく人が、ほとんどだろう。
詳細は割愛するが、これまでに、三件の実体験がある。
とにもかくにも、そうだと言えるのは、彼らが、個人主義とフリーセックスの影響下で、異性の目を気にしている、自分の事だけの人たちだからだ。
あるボクサーが、オタク(昔のイメージ)のような格好で、ポイ捨てを注意する動画を見た事がある。
オラオラ系の人たちは、最初は、オラオラという態度で、拾おうともせず、やるのかと脅しをかけていた。
ところが、ボクサーの方が、分かりましたと、拳を振ってウォーミングアップを始めると、彼らは態度を豹変させ、敬語になった。
何かやってらっしゃるんですかと尋ね、ボクサーと聞いた彼らは、しっかりとゴミを拾い、ペコペコと御辞儀しながら去っていったのだ。
激励の言葉まで贈って!
そこに女性がいたら、あそこまでペコペコにはなっていなかったと思うが、文句を言いながらも、最終的には、ゴミを拾っていただろう。
要するに、ポイ捨てがしたいのではなく、ポイ捨てという行為で悪ぶった態度を取り、相手に舐められない状況を生み出そうとしているに過ぎないのだ。
異性の目を気にした結果と言えるだろう。
それと同じ感覚で、女性の中には、男に媚を売る人たちがいる。
そんな彼女たちは、今まで、そうやって自分の身を守ってきたのだろう。
今回の松本人志事件の被害者を含む、パーティに参加した女性は、そういった類いの人たちではないだろうか。
そもそも、誰かも分からない、大物芸能人のパーティに誘われて、気兼ねなく参加するだろうか。
訴えている女性の証言で、好みのタイプを聞かれた際、皆が「松本さん」と言うので、自分も「松本さん」と言った・・・という内容を読んだ。
周囲の目を気にして、意見を合わせた発言である事は明白だ。
好みのタイプがいないのなら、いないと答えても良かったはずなのだ。
結局のところ、肉体関係云々は別にしても、媚を売る為に出席していた事は間違いないだろう。
そうでなければ、参加する意味が分からない。
素人の場合は、滅多にない事だから、折角だから、という理由があったかもしれない。
しかし、芸能界に身を置く女性たちは、そんな理由ではなかったと思う。
大物芸能人が、誰か分かっていて、次の仕事で、一緒になると分かっていたのなら、仕事の為とも考えられる。
だが、誰が来るかも分かっておらず、近い将来、一緒に仕事をする予定も無いのだとしたら、彼女たちは、媚を売る為に参加したとしか考えられない。
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