明日は病院明日は病院明日は病院あしたは…。
いよいよ。明日は病院。
先月は母に薬だけ受け取りに行ってもらった。
2ヶ月ぶりの外出?
大丈夫だろうか。
行けるだろうか。
先月行ってないから今月は行かないといけない。
大丈夫か?私。
行けるのか?私。
本当は先週が病院の日だった。
薬が1週間分はある事を理由に延期した。
ここ2週間くらいは気付いたら明日の病院の事ばかり考えている。
正直、それだけで疲れる。
でも、行かないと薬がなくなる。
薬がなくなると不安が増す。
何より依存性のあるものだからその方が怖い。
1度、過去に薬の種類を変える為に断薬した事がある。
断薬とはいっても薬の種類を変える為の減薬で代わりの薬は飲んでいた。
でもその時、本当に地獄だった。
1分1秒がとても長く不安でたまらず母に側にいてもらわないとダメになった。
不安と恐怖で押しつぶされそうで吐き気に襲われ味わった事のない頭痛に毎日襲われた。
通っている病院にも何度も電話したし以前かかっていた病院にまで電話した。
あの時、入院したいと始めて思った。
入院すれば何かあれば薬でもなんでもしてくれて楽になれるんじゃないかと。
1人で留守番も出来ず布団に1日中横になっていた。
それ以降、1人で寝ることも出来ず今はリビングの隣の和室で母とわんこと未だに一緒に寝ている。
家から出る事にその時程の恐怖心はないとは思う。
そもそも外出に恐怖心があるのか分からない。
ただ身体が言うことを聞いてくれないのだ。
鉛のように重くなり錨でどこかに繋がれているような…。
私の頭の中は明日のシミュレーションのヘビーローテーション。
家を出て車に乗り病院へ向かう。
持ち物はあれがいる。飲み物もないとダメだ。
そもそも何を着て外に出よう。
前回着て行った洋服はどこだっけ。
診察室は混むだろうか。
先生と何を話そうか。
診察が終わったら薬を受け取りに薬局へ。
あぁエコバッグが必要になったんだ。
こんな事をテレビを見ていてもスマホをいじっていてもふとした時に考え始める。
いつからこんな風になってしまったのか。
とにかく明日は病院だ。
寝て起きた私へ。
大丈夫。
行けるよ。
母が一緒じゃないか。
1人じゃない。
心配する事はきっと起きないから。
無理じゃないよ。
頑張っておいで。
久しぶりの外出を楽しんで。
今のあなたには出来る事だから。
お日様に会えるといいね。
仮にサポートを頂けましたら大変貴重ですので大事に宝箱にしまいます。そして宝箱を見て自分頑張ってるねと褒めてあげます(〃ω〃) ♪