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#小説
史緒ちゃんと佐藤さん
初めて【しゅがーちゃん】と待ち合わせをしたのは、ライブハウス近くのコンビニの前。
周りには【リル】のヲタクたちが何人もたむろしていて、その中で彼女は、一言で言えば異質だった。
今、目の間に同じ姿があって、やっぱり異質だと思った。今日はその理由までちゃんと理解できる。
「あ、シオちゃん」
先に向こうが気が付く。軽く上げた手の先に、健康的な色のネイルが施されているのが、見える。
「待った?サトウちゃん
初めて【しゅがーちゃん】と待ち合わせをしたのは、ライブハウス近くのコンビニの前。
周りには【リル】のヲタクたちが何人もたむろしていて、その中で彼女は、一言で言えば異質だった。
今、目の間に同じ姿があって、やっぱり異質だと思った。今日はその理由までちゃんと理解できる。
「あ、シオちゃん」
先に向こうが気が付く。軽く上げた手の先に、健康的な色のネイルが施されているのが、見える。
「待った?サトウちゃん