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転職求人に応募してみた時の話

自分が転職した時の話と農業の職歴が社会的にどう評価されるかについて少し書いてみようと思います。

農家というと、例えばトマト農家とかメロン農家とかいう作物の名前がついて呼ばれることがあります。そうなってしまう理由は、そればかりやってることが多いからです。全ての農家がそうではないですが、腕前は偏りがちです。

例えば、水耕栽培をされているところや植物工場で働いていてもトラクターを運転するような経歴を持っていなかったりします。あるいは、アスパラガスを作るのはすごく上手であるけれど、キャベツの作り方を知らなかったりします。

そう言った理由でもっと覚えたいことがあると思って転職活動をしてみたことがありました。

求人はあるのか?

求人があるか無いかでいうと、あります。ただ、枠は少ないです。ざっとまとめて見ると、

種業界

都市、地方問わず緑化や造園に関わる職業

農業参入した企業

JA等

農業関連メーカー

食品関連業種

法人化している農家

その他総合職

こんなところでしょうか。

どう評価されたか

ありきたりなことかもしれませんが、マッチングすれば歓迎されます。こう言ったキャリアを積んで転職を考えている人はとても少ないようです。おそらく経験豊富な方というのは自立志向が強い方が多いからだと思います。あくまで自分が転職を考えていた時期の話でしか無いですが、ある企業の求人に応募して見たところ、経歴として栽培経験を書いた人は自分しかいなかったと言われることが何度かありました。

最終的にどうしたか

最終的には人で選びました。まだ人手不足は今ほど表面化していなくて入社出来なかったケースもありました。自分の場合は経営者の方がトラクターを運転していて、自分と価値観がよく似ている人と一緒に仕事をすることを選びました。おかげで転職は上手くいったように思います。後になって気づいたことですが、そう言った方は共通して脱サラをして、実家は農家だった方や、いろんなところに出向いて畑仕事の下積みをしたような方でした。社会人経験と農業経験の両方を大事にしていたように思います。

自分が求人を出した時の話

一度、地元の大学にアルバイトの募集をしてみたことがあります。残念ながら、誰も応募してくることはありませんでした。ただ、これから何が起こるのか正直分かりません。田舎具合にもよりますが、田舎に仕事が全く無いのかというと、そうでも無い気がします。ケーキ屋もファミレスもコンビニも求人をの張り紙をしています。自分も畑が台風や長雨の被害に会ったときは、バイトに行きます。最近はネットが発達しているので世の中も変わってきました。

これからの世の中がどうなるのか少し楽しみではあります。

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