読んだ本なり見た映画なりのメモ

どうも。新年明けましても特になく年末年始に読んだ本や見た映画をダラダラと書いてくだけですよ

小野不由美「十二国記 白銀の墟 玄の月」1-4巻

去年というかもう一昨年かー。名作と話は何度も聞いてたんだけどなかなか手を出す機会がなくて、たまたま図書館で借りた十二国記シリーズ。司書さんも好きらしく、手に持ってたときに「お勧めですよ!」って言われたので1巻から借りて読み始めたんですよ。ええ、ドハマリしました。そのシリーズの最新刊(全4巻)です。11月終わりからずっとこればかり読んでた。これで十二国記は完結かな?陽子とか出てこなかったけど、、、話の筋はまあウェブサイト読んでくれ。「月の影 影の海」を彷彿させるなあ。陽子の話を彷彿させるくらい、とにかく辛苦の連続。王は生きている。このことだけを信じて宛もなく探し回る。そして空振りに終わることを繰り返しているうちに仲間が徐々に出来ていくし、その仲間も戦争であっさり死んでしまう。それでも。この十二国記世界で登場人物は生きている。切られても耐えるし、直接乗り込むし、麒麟の覚悟は本当にすぐ近くでドキュメンタリーを見ているような気分になるなあ。

ロバート・ハインライン「夏への扉」

2019年最後に読んだ1冊。SFとしては特に目新しいものは無いかも。タイムパラドックスを起こさせないように行動するのはドラえもんの話レベル。姪っ子ちゃんと仲良く過ごすんだろうなあという結末はだいたい予想できた。ただ、未来に来たときに感覚が取り戻せないのはリアルかも。

カミュ「異邦人」

2020年最初の読書です。異邦人は実家にあったけどどっかに行ってしまったので自分で買い直したけど1年くらい放置してて読んでなかった。帰省したときに暇つぶしとして。主人公のムルソーは公判で動機を聞かれて「太陽のせい」として人を殺すわけですが、人を殺すのは必然的な流れがあって、それに委ねていたらいつの間にか殺していた、という感じかなあ。主体が無くて相手に合わせて生きているけど、死という究極の選択をすることは自分で選んだ、という幸福かあ。うーん、これはもう一度読み直さないとなあ。

さて、こっから先は漫画編。火の丸相撲を読み返していたり、羅武倶楽部とか下村富美さんの作品とかkindle unlimited読んでたんだけど、感想を書くべき作品はこれ↓でしょう。あ、そういえばkindle unlimitedで横溝正史の金田一耕助シリーズが入ったね。横溝は何作かは読んでるけど、未読のものもあるから今度の読書対象に入ってます。

あだち充「H2」

2019年自分用のクリスマスプレゼントに買ってきたものです。言わずとしれた名作を全巻大人買い。もうね、最高。特に木根。木根が絡む話は涙無しで見れなかった。木根が病院の屋上で筋トレしすぎで復帰が遅れた自分に情けなくて涙を流しているのを踏まえていると、準決勝の完投した木根がすごいやつだよ。俺は八百屋にサンマは注文しねえよ

今度は映画編。見たのはこの2つです。

ソウルガールズ

オーストラリアのアボリジニ姉妹がベトナム戦争慰問のための歌手活動をするもの。オーストラリア先住民に対する当時の差別を描いた作品!!という謳い文句だった。たしかに差別は描いている。アボリジニを白人家庭に連れて行って家族と分断させたり保留地の暮らしが悪かったり、アボリジニであるから順番が後回しになったり。だけど、そんなことよりとにかくパワフルな歌を楽しめ!という映画だった。

アナと雪の女王2

これはお姉さんと見た。お姉さんがディズニー好きなので。こども向けだから1は見て無くてもなんとかなるね。1はよくわかんないから背景知らないけど、馬に乗って洪水止めたりエルザ無双してた。アナと雪の女王だからアナ(妹)が主人公で、雪の女王(エルザー姉)がサブなのかなーと思ったけど、普通にエルザ最強じゃない、、、雪だるまのオラフがいい感じのコメディリリーフだった。


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