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総額22万円かけて育てた私の在宅環境を完全公開します

私の所属する会社では、コロナ発生前から在宅勤務が可能でしたが、発生以降から今日にいたるまでは、原則として在宅勤務を続けて参りました。

在宅勤務が本格化した20年4月以降、昇降デスクをはじめとした環境を整備しつづけました。長時間利用する環境の為、身体への負担や、業務効率、音声や映像が与える他者への影響を鑑みると、それなりにお金を使いましたが、十分に投資対効果は出ており、熟考の末、購入した各アイテムはおすすめできるものだと判断しています。

今日は、実体験を踏まえ、おすすめアイテムを紹介してみます。
自宅のワークスペースは、何も仕事だけをする環境ではないと思うので、
在宅勤務の頻度の多寡を問わず、整備を躊躇われていた方の参考にもなれば幸いです!


昇降デスクまわりの整備

[買ったものその1]
昇降デスク「Flexi Spot EB3(リンク先は後継のE7B)

[用途]
机を昇降させるために必須の基盤部分。

[なんでこれに?]

在宅時あまりに体を動かさなかったので、立って仕事をしたかった
リモートワーカーからの圧倒的支持があり、ネット上での情報量が多い
調べた結果、自分でも組み立てられること、天板、ケーブル類の周辺の細かい備品は何を買えば良いか把握できた
価格的に大手の製品と比較し入手しやすかった
天板を自由に選ぶことができ、見た目にこだわることができた
電動昇降の記憶機能、セーフティな停止機能、耐荷重量が魅力的だった

[事前に知っておいた方がいいこと]

本体の重さは覚悟ください。最終的にひっくり返す作業があるのですが、「2名での作業」はほぼ必須かと思います
ネジが多いです。電動工具を事前に用意することもほぼ必須です

[買ってよかったこと]
ちゃんと立って仕事してる!電動で良かったと思う。
プレゼン、司会、講師をする際、声を出しやすい
立つことでカメラオンの際、部屋の上部しか映らないから背の低いベッドや棚類が映らない!


[買ったものその2]
天板「FLEXISPOT オフィスデスク用天板120cm×60cm」

[用途]
机の天板です。Flexi Spotシリーズの多くが基盤と天板を分離して販売しています。これにより好きな板を買ってDIYできます。私の場合はFlexi Spotが公式に提供している天板を購入しました。リンク先のようにそれなりにオシャレな模様の板も購入できます。個人的には満足する質感と色合いでした。

[事前に知っておいた方がいいこと]
120cmの板を購入して満足はしていますが、部屋の広さに余裕があれば140cmやそれ以上をおすすめします。もっと広々と働きたい!
他の購入者のレビューを見て、天板にはいきなり電動工具でネジを打ち込むよりもキリで穴を明けてからのほうが無難と見て真似しました。そうして良かったです。

[買ったものその3]
ケーブル配線トレー「CB-TERD5」

[用途]
机下の視界に入らない位置に電源タップをおさめるために購入。
Flexi Spot購入者のレビューを色々と調べて購入した2021年1月当時、これがベストと思って購入しました。これにより、電源ケーブル類が昇降によって机のしたでだらしなく伸縮するということが発生していません。
固定のために別途下記の「木ネジ」を別途購入しました。

[買ったものその4]
電動工具、キリ、木ネジ

[用途]
この3点を買えば、とりあえず上の3つを組み合わせられると思います。
ケーブルトレー不要であれば、電動ドライバーだけあればOKです。
電動ドライバーは、その後購入したソファーやカラーボックスなど従来手動でしめていたようなネジをしめました。めちゃ快適&什器が安定します。

[買ったものその5]
デスク チェアマット 160*130cm

[用途]
机の重量や椅子が動くことでフローリングが痛むと思い購入しました。
[事前に知っておいた方がいいこと]
概ね満足していますが、椅子のコロコロ部分の繰り返しの移動で摩耗して色が薄くなってきています。机の下に敷くと簡単に交換できるものではなくなるので、気になりそうな方は椅子部分だけ別製品とするか、椅子になんらかの工夫が必要そうです。

PCやモニタ周り

[買ったものその6]
Boyataのノートパソコンスタンド
[用途]
今ではMajic Keyboardがあるので、座ったまま直接Macのキーボードを叩く機会は減りましたが、リモートワーク初期の頃は、重宝していました。
また、Macを閉じずに使う場合は、モニター群と目の高さを合わせる上でいまでも現役で活躍しています。

[思わぬ効果]
コーヒーやリモート懇親会時にお酒をキーボードに直接こぼすというリスクも低減でき安心して過ごせます。

[買ったものその7]
キングジム 机上台ショート・ロー 2つ
[用途]
ポータブルモニターの高さを合わせるため
隙間に私用のMac Book Proやメモ帳などを定位置化するため
2つ重ねてちょうどよい高さに。

[買ったものその8]
タブレットスタンド・ホルダー
[用途]
モバイルディスプレイを支えるために購入
15.6インチの下記ディスプレイを乗せても安定感抜群、角度変更可能

[買ったものその9]
Lepowのモバイルモニター 15.6インチ
[用途]
・縦置きにして、Slack閲覧用
持ち運んで家の別の場所、カフェ、オフィスで使用
めちゃ軽いです。Macとの相性もGood。

[買ったものその10]
Think Vision T24i-20
[用途]
メインのディスプレイとして使用
24インチあると、最安レンジの製品群よりは画面が大きめで良い。
個人的な理想は超ワイドな没入感あるモニターですが、コロナ禍での在宅環境整備のために会社から支給いただいた為、ありがたく利用しています(個人で購入される場合は価格観点からも正直Lenovoである必要はない)。
リンクは後継品と思われるT24q-10

[買ったものその11]
ロジクール ワイヤレスマウス
[用途]
マウスとして活用。
[なんでこれ?]
Bluetooth接続により、余計な配線を削減
トラックボール式により、省スペース化を実現
マウス操作部分の角度を手が疲れない絶妙な角度(20度)とできる
複数端末へのシームレスな接続先変更が可能

[買ったものその12]
Magic Keyboard

[用途]
・キーボードとして利用。
・MacBookAirのキーボードを直接叩くと、姿勢が悪くなりそうなので何らかの購入は必須かと思います。
・個人的には、純正ゆえ、Macbookairと互換性が高い点、Bluetooth接続可能な点、スタイリッシュさから本製品を選択。

[買ったものその13]
Magic Keyboard用の防水カバー

[用途]
・同僚のおすすめ。純正ではないですが、ぴったりフィット
・他の製品のクチコミでは地味にずれてて使いづらい等あるが、これはそんなこともなかったです。

[買ったものその14]
Mac用変換アダプタ
[用途]
主に画面投影と給電用
アダプタはメルカリで購入した為、正式な製品名は不明です
Type-CのポートとHDMIポートは必須で探しました

Web会議や動画配信まわり

[買ったものその15]
デスク用ライト「山田照明 Zライト Z-8NB」

[用途]
リングライトの代わりに購入。とあるビジネスホテルで同照明を見つけて一目惚れしました。スタイリッシュな点、明るさが十分なため満足しています。顔が若返ったかのように綺麗に写ります。リングライトの明るさに物足りない場合、おすすめです。

[買ったものその16]
ウェブカメラ「ロジクール C980GR」

[用途]
Web会議やセミナー用動画撮影に使用。MacBookAir標準のカメラと比較すると圧倒的に画質・明るさの調整の両面で優れています。
また、無料専用アプリを導入すればワイプでの撮影などもでき、手軽に気の利いた動画を配信したい方にもかなりおすすめです。

[買ったものその17]
ウェブカメラスタンド「サンワダイレクト 200-DGCAM023」
[用途]
Webカメラの固定に使用。Macやモニタ上部に取り付けることもできますが、一層の安定感を求めて購入。iPhoneや一眼レフカメラなども固定できることで将来的に他の用途にも転用できる点からこちらを購入。

[買ったものその18]
ワイヤレスヘッドホン「Opencomm Slate Gray Aftershokz」
[用途]
Web会議、商談、セミナー司会・講師などでマイク兼イヤホンとして使用。
録音して音声を吹き込んだ時の音質が、iPhone付属のイヤホン、AirpodsPro、Macbookair標準のマイクなどと比較して最も良質でした。
電池の持ちも良好です。
個人的には、社内外でセミナーをされる方や、マイクの接続でトラブルが気になるなという自覚がある方には是非買ってほしいです。

その他在宅勤務で買ってよかったもの

[買ったものその19]
ルームシューズ
[用途]
サッとはけて便利です。歩いてたら脱げるということもないです。
室内で軽めの運動をするときも、クッションがわりに活用しています。

[買ったもの20]
足ツボ用の機材
[用途]ご想像のとおりです。
いきつけのマッサージ屋さんでおすすめされたので購入。

[買ったもの21]
Alexa echodot
[用途]
朝カフェにいるような気分で仕事をしたいときに音楽をかけたり、昼休みのショートナップの目覚ましをかけたり今回買ったものの中でコスパ観点では圧倒的1位かもしれません。

おわりに

 各商品の記事執筆時の時価総額を電卓で算出すると220千円程でした。メインモニタ以外身銭を切って調達しましたがどれも自信を持っておすすめできます。高級な椅子や最新のiPadProを揃えるとそれだけでこのくらいの金額まで到達するので、この数字を高いとみるか低いとみるか解釈は分かれるでしょうが、意外とお金を使っている印象です^^;;;

 快適なワークスペースは、健康な身体への投資であり、自身をバーチャル空間でプロたらしめる必要経費だと考えています。何かの購入を検討している方の参考になったり、背中を押す記事となっていましたら幸いです。

※商品に関して掲載する情報、お問い合わせはには責任を負いかねますので、基本的にはメーカーの公式情報を確認するか、メーカーへお問い合わせください。

おまけ:環境の変遷

シーズン1:在宅黎明期(2020年4月6日)

持ち運びで使っていたモバイルモニターをサブディスプレイとして活用するも、なんとモニターの台はティッシュ。急いで台を注文しました。

モニター台ティッシュ

シーズン2:在宅投資開始時期・暗黒期(2020年4月6日)

なんとか仕事ができるかな・・・という状況。机の横幅は80CMと狭かったです。サブディスプレイを見ながらキーボードを叩くときには体は左側、顔は右側と体を曲げるなど、負荷がかかっていた記憶がりました。部屋が狭く20年いっぱいはこれ+マウスが追加されたくらいの環境で過ごすのであった・・・。

机

シーズン3:現在(2021年11月11日撮影)

21年の引っ越しを機に、机を皮切りに重点的な設備投資を開始。机の広さが改善し、自由度が増しました。ケーブルが少しだらしないですが、概ね満足。将来的にはもっと大きなモニターをアーム付きで導入したいなあと思います。

机_20211111


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