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ドラマ「Netflix 3 body Problem」を観ましたか?<ネタバレあり>

原作の完読

テンセント版のドラマ完視聴した記事を書きました。

そして、Netflix版三体 全8話を視聴しました。

うーん、テンセント版は中華料理フルコースでとてもズッシリ溜まるものでしたが、ネトフリ版はスナック菓子のようで軽ーいテイストでした。

なるほど、「三体」という重いコンテンツに取り組むには最初の入り口としては良いと思いました。

テンセント版にはなかった文化革命の迫害シーンから始まったのは、原作に近い設定です。しかしメインの舞台はイギリスで、中国独特の重い雰囲気とは原作・テンセント版とは違いますね。登場人物も物語のオリジンである葉文潔の設定は変わらないものの、他の人物は大きな改変があります。

ナノ繊維科学者の汪淼は女性のオギーに、カウントダウン、宇宙の明滅は彼女が経験しますが、VRゲーム三体には参加せず、宇宙科学者の女性のジンが受け持ちます。このジン、原作でいう程心でウィルは雲天明、ソールは羅輯となっており、ジャック・ルーニーが原作で言うと誰に相当するか不明です?(誰か教えて)。と原作では登場人物が中国に偏っていましたが、主要登場人物は同じ場所、同じ時期、同じ人物に接点があるわけでなく、広さを感じます。しかし、ネトフリ版は仲良し五人組で話が進み、よくあるヒーローモノや魔女っ子ものと同じように世界と悪、地球と宇宙人が戦っているのに、その戦いは地域限定みたいな感じがします。

史強の上司は常偉思ですが、3部に出てくるウェイドが兼ねています。タチアナという三体側につくキャストは原作で言うとETO側のメンバーをひっくるめた感じですね。

原作の3部作(5冊)に登場する人物を圧縮して登場させたことは、シンプルにしたとも言えるでしょうね。

今シーズンは、ソールが国連に呼ばれて面壁者になったところで、最後は史強がバッタが飛び交う場所に連れて行き、「虫ケラだって人類から逃れ強く生きている!」と締め終了。

まだ、2シーズン目の予定は未定らしいのですが、楽しみですね。


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