連休でもないのに旅に出る

長い間 自分は地元が好きだと思っていたが
実のところ友達と過ごす時間が好きなだけで本当は場所は何処でもよかった

友達と会う機会が減るとともに
地元に居る意味がわからなくなり街を出た

周りの人たちが人生を着実に進めていることに少し突き放されたような気持ちになる
「僕は暇なんすけど…」と思う

やりたいことがあるとき、何かに没頭しているときはいい。
それが途切れると恐ろしいほど退屈になる
魂を抜かれたように無気力になってしまう

正月は1週間も休みだったのにも関わらず
寝ることしかできず ただただ辛かった
休日が辛いなどと言い出すといよいよアレだ、無趣味過ぎて働く必要がないのに働きに出る爺さんだ。

考えるのも面倒で何かきっかけが欲しかった。遠い予定はいつも待ち切れなくて全てやめてしまいたくなる

何かないのかとTwitterを見ていると、
前から気になっていた絵の展示が大阪でやっていることを思い出した。
急に「土日でいけるな…」というマインドになり二日前にチケットを取った

いつも一緒に曲を作っている友達、
dizとメガネにも会いたくなり愛知経由で行くことに

4年ぶりくらいに会って漫画とゲームの話をして別れた。ネットでやりとりしてるのもあるけど特に近況も話さない
あっさりとした感じが良い

そして大阪でガガイモ先生の展示を見た
「直筆イラスト色紙を購入するための整理券を配る」とのことで、朝イチで愛知を出て開場待ちをした。

開場と同時に所謂オタクの開幕ダッシュを目の当たりにする。

「そんな焦らんでも…」と後ろを付いていくと意外とギリギリで肝を冷やした
というか自分はこういう人間なのか、と思った

家宝

職場の人が「旅行に行ってもテーマパークとかメインの観光施設に行くだけで終わる」
と言っていて驚いた。
僕は知らない道を歩くのが好きだし、
地方のスーパーとか路地を見るのが楽しいので…
と言いながらもわかりやすい観光スポットを見に行き映像に纏めた。

たまにはこういうこともする

連休でもない週末に飛行機に乗り他県に行くことの非日常感が強く、気分が高揚したまま現在に至る。
あまり考えずに動いているといいのかも

というか既に来月も週末に一泊の旅行をすることになってる。急にどうしたんだ
家でじっとしているより全然良いんだけど