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物事を続けるコツは止まらないこと

物事を始めるためのハードルはとても低くなったけど、その分続けるハードルは高くなっている気がする。それは他に目移りしてしまって、一つのことに腰を据えて自分の時間を使おうと思えなくなっているからだ。だから物事を続けることの価値は高まっている。でも、ほとんどの人は続かない。

結論から言うと、物事を続けるコツは止まらないことだ。人間にも慣性の法則があると思う。

僕は中学から大学まで陸上部に所属していた。短距離だったけど、練習はきつくて大学の時は200mを15本走るインターバルとか恐ろしい練習をしていた。その時、僕たちは走り終えた後、完璧には止まらない。もしも疲れて地べたに座ってしまったら二度と立ち上がれないことを知っているからだ。少し歩いたり、軽いジョグをしながら走るまでの時間を待っている。人間は完璧に止まってしまうと再び動き出すのに多くの力を使うことをこの時に学んだ。

これは何にでも当てはまると思うし、ここに物事を続けるコツがあるんじゃないかなと思った。つまり、続けるには休まないことが大事なのだ。常に何かしら動きつづけることだ。作家の村上春樹さんはどんなに調子が良い日も悪い日も机に向かって原稿用紙10枚書くことを自分に課している。これが一日でも途切れてしまったら、次の日に書くための気力は今までの倍以上はかかるに違いない。

僕も続けていることがいくつかある。それは時間を決めていたりもするし、とにかく全く進まなくてもいいから「手をつける」ってことだったりする。そうやって動き続けて止まらずにいれば、物事は続く。完全に休んでしまった時に続けられなくなる。


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