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グローバルチームのリーダーになった…!


こんにちは、菊です。
外資メーカーで研究開発をしています👩‍💼

イギリス移住を目指しており、
上司にもその意志を伝えています。



さて、突然ですが、
記事タイトルの通り、小規模ながらグローバルチームのリーダーに任命されました(汗)


発端は、昨年10月頃?から所属していた社内のボランティアグループ

このグループは、会社に所属している開発部の方々が、世界各国からボランティアとして参加しているものです。

活動の目的は、部署全体を盛り上げながら、より良い方向へと部署をリードしていくこと。


欠員が出ると募集がかかるようで、
私もそのタイミングで参加をしました。

個人的な参加目的は、3つ。

①開発部全体の方向性への理解を深めること
②コネクション作り(あわよくばイギリス異動に向けて何らかの良い影響や評価を得たい)
③今の上司に良いところを見せたい


私の入ったチームには、現在はイギリス、ポーランド、タイのメンバーがいます。

イギリスからの参加者がやや多く、おそらく英語力では私が1番下です😅
ほぼ全員、私よりもポジションは上(1人は同じポジション)です。




参加後は、初めから説明もほとんど無い中で、分からないながらもひたすら発言をしながら、会議の出席率だけは良好に保ってきました。


各会議の理解度は、もともと20%未満でしたが、少しずつ慣れてきて、最近は80%くらいは議題に付いていけていると思います(ただし自分のチームに関する議題のみ)。


スケジュールや有給などの都合で欠席するメンバーが多い中でも、ひたすら出席してきました。

なぜなら…
欠席してしまうと、前回何が起こったのか分からない中で次回の会議が始まるので、話について行く難易度が上がるから。


会議に出席しながら、
分かったことだけでもノートにメモしつつ、
散らばったメールや議事録などの内容をかき集め、整理してまとめていくと、さすがに議題について行けるようになってきました。


あくまでもボランティアグループの為、
力を入れている人が多く無い(気がする)分、真面目に愚直にやっていけば、存在感は出せました。

仕事内容も、未経験の内容が多かったので、経験を積むべく、アレもコレも!と何でも積極的に担当しました。

私はリーダーじゃないし♪という気持ちがあったからこそ、「とりあえず発言して、何でも挑戦して、改善点があればリーダーやチームメンバーからフィードバックを受けて対応すれば良いよね」という考えで行動していました。






同じチームのメンバーの方々は優しく、私のタイムゾーンの為に、イギリス時間の朝8時に会議を入れてくれるほどでした。
(ここらへんは働き方の違いもありそうです。私は正直、たとえ午後8時頃まで働いても何とも思いませんが、グローバルチームでは午後4時くらいに退勤したいようです。その分、朝は早めです。)


英語力が比較的乏しい私が日本から参加しているせいで、時間合わせの為に朝8時から会議をするなんて…
という後ろめたさもあって、とにかくチームへの貢献度を上げなきゃ!と思っていました。



そんな中で、チームリーダーの昇進の連絡が!

元のリーダーは上級職となった為、
その日の全体会議で、「菊、代わりにリーダーにならない?」と突然に振られたのでした…

その時、私は話に半分くらいしか付いていけておらず、内容理解の為に、文字起こしされたスクリプトを必死に読んでいたところでした(ダメダメすぎる…)。

同じ会議に参加していた上司の後押しもあり、
I’m happy to.と了承しました。


うわー不安でいっぱいだ!!
という状況の今。


一体何が不安なのか?を書き出してみました。

①ポジションが上で、英語が母国語(または流暢)なメンバーに仕事を振らなければいけない。
しかも、メンバーの一部は、元リーダーの部下や仕事仲間…
彼らの参加目的が元リーダーへのアピールだった場合、下っ端で直接的な仕事つながりの無い私の為に動いてくれるんだろうか?


②会議の内容について行けないといよいよ詰む(今までは多少分からないことがあっても、重要度が低ければ流したり、議事録を読んで理解していた)

③ひとまず今月末に(かなり)偉い人の前でプレゼンしなければならない
→質問されて分からなかったり、トンチンカンなことを答えたらどうしよう…


そもそも、言語の障壁がなくても、私はリーダー役としての課題が多いのです。

リーダー役は学生時代も現職でも、何度も担当してきました。

しかしながら、私の仕事ぶりはというと、半分くらい雑用係のような「リーダー」になりがちです。
それは真のリーダーではありません。


リーダー論については悩むところが多々あり、本も読んできました。

個人的に学びが多かったのはベストセラーの下記。
(もともとはリーダーを学ぶ為ではなく、転職の参考に購入していましたが、リーダー論が印象に残りました)


日本ではリーダーが雑用係や世話係のようになっているけれど、それは真のリーダーではない、という主旨がグサリと刺さりました。

日本でリーダーシップのある人というと(略)、役職がその代替観念としてよく挙げられます。

生徒会長やクラブの部長を務めていた人をリーダーとみなすのも、同じ考え方です。

しかしこれらはすべて役職名であり、リーダーシップを直接的に表すものではありません。

伊賀泰代
「採用基準 地頭より論理的思考力より大切なもの」


役職名だけ「リーダー」で、実際にはただの調整役、はたまた雑用係…
それ、私のことです…

リーダーとしての動き方も、どんどん学んで、試して、変えていかなくてはいけません。


今回のリーダー職は、私にとって必須のチャレンジです。断らなくて良かった。

これから先、希望通りイギリスへ異動したとして、さらに昇進もしたら、私の部下になるのは多かれ少なかれイギリス人。

当たり前のように英語を使って、当たり前のように部下のマネージメントも含めて仕事をしなければいけません。


遅かれ早かれ、乗り越えなければいけない道なのだと思います。



実家の片付けをしていた時に、
高校生の時に読んだ本が出てきました。


学生時代、容姿に悩んでいた中で
私の容姿を受け入れてくれる世界を求めて手に取った本です。

「世界一の美女」…
真面目にこんな本を読んでいて素直な子だったのね、と10年経った今の私は思います…

イギリスで暮らすこと


この時の目標は、「イギリスで暮らすこと」だったようです。

今は、もう少し具体的に、「イギリスで働いて、visitorではなくて、きちんとコミュニティの一員になりたい」と思っています。



時間はかかっていますが、
一歩一歩、ちゃんと進めているのかな、と信じます。

きっと大丈夫。



ここまで読んで頂きありがとうございました😊


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