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気功と道|仕事に行く前に全ての道をつくることの大切さについてお伝えします。

気功 ブログ|
中国正統派気功老師 盛鶴延先生の気功教室(毎週木曜日、東京自由が丘で開催)のお話しや参加者の体験談などから、「気功で自分の健康を自分で守るために大切なこと」をつづっています。

***

ある日の
気功教室の
帰り道のことです。

盛鶴延先生と
何人かの人と
のんびりと
雑談しながら
駅までの道のりを
ゆっくりと
歩いていました。

その時、
なんの話からか
盛鶴延先生が
仕事の準備について
こんなお話しを
してくださいました。


仕事に行く時は
行く前に
道をつくることが
大事ですね。

例えば、
私も集中講座に行く時は

行く前に
全て道をつくっています。

その日
話すことも
やることも

行く前に
全て道を
つくっているのです。

だから
教室についたら
後はそれを
再現するだけですね。


盛鶴延先生は
自由が丘の
気功教室と

それとは別に
原宿で
「盛鶴延 秘伝気功
 奥義伝授
 集中特訓講座
(以下 集中講座)」

を開催しています。

自由が丘の
気功教室は
毎週木曜日に開催され、

誰でも
事前の予約なしに
自由に参加できます。

一方、
集中講座は
1年間のコースで、
事前申し込み制です。

年間のカリキュラムも
しっかりと組まれ

毎月
1つのトピックスを
基礎から
秘伝の「技」まで
しっかりと学びます。

内容は専門的ですが、
毎回基本的なことから
説明していただけるので

初心者の方でも
安心して
参加いただくことができます。

また
経験者の方にあっては
盛鶴延先生から
改めて説明を聞くことで
更に認識を新たにしたり

深い部分まで
理解することができます。

私自身も
10年前に
集中講座を
受講しました。

その時
教えていただいたこと、
身につけたことは
計り知れません。

今の私の
大切な土台となっています。

そんな
一年間のカリキュラムを
どのようにつくり
どのように
教えていらっしゃるのかな
と思っていたので、

盛鶴延先生の
お話しをお伺いして

なるほどな。

と納得しました。

今回は
仕事に行く前に
全ての道をつくることの
大切さについて
お伝えします。

***

仕事で
大切な
プレゼンがある時など

私は事前に
念入りに準備します。

ある意味
今回
盛鶴延先生がおっしゃった

事前に
全ての道を
つくっておく

ことをしているのだと
思います。

しかし
いくら一生懸命
準備しようと、

完璧に近いところまで
準備をしようと、

盛鶴延先生が
おっしゃっている

事前に
全ての道を
つくっておく

というレベルとは
全く違うものだと
思っています。

例えが
適切かどうかは
わからないのですが、

夏目漱石の
『夢十夜』の第六夜で
運慶が仁王を彫っている話と
似ている気がするのです。

ずいぶん
躊躇なく
鑿と槌をふるっている。

よくあんな
無造作なやり方で、
思うように彫れるものだ

と感心していると
ひとりの男がいった。

「なに、
 あれは眉や鼻を
 鑿で作るんじゃない。

 あの通りの
 眉や鼻が木の中に
 埋っているのを、

 鑿と槌の力で
 掘り出すまでだ。

 まるで土の中から
 石を掘り出すような
 ものだから
 決して間違うはずはない」


私は勝手に
盛鶴延先生の

事前に道をつくる

というのは
このレベルの
ように思っています。

一生懸命に
準備をするだけでは
決して到達できない、

次元の異なる
レベルがある。

そういう
異なるレベルの道を
事前につくり、
それを
再現されているのだろうな
と思っています。


もちろん、
(というこの接続詞も
 悲しいのですが!)

どうしたら
そういう道を
つくれるようになるのか
今の私には
わかりません。

ただ
プレゼンでも、
プレゼンに限らず
大切な場面の前に

このレベルの道を
事前につくることができたら

どんなにすごいことだろう。

無敵だな。

と思います。


そして
今は
その道のつくり方は
わかりませんが、

気功を学ぶ先に
その道が
あるのだろうな
信じています。

あとは
いつ辿り着けるか、
ですね。

今生で
辿り着けたら
嬉しいのですが(涙!)。

頑張りたいと思います。

では、また!

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