見出し画像

気功で痩せることはできるのか?

「気功で痩せることができるのか?」
そういった疑問にお答えします。

脳は必要以上に食べようとしますし、脂肪を蓄えようとします。それは、緊急事態に備えての事です。飽食の時代になっても脳は昔のままです。

私達の脳は大昔と変わっていません。そのため、痩せるということが難しいのです。もしも気功で簡単に痩せられたら最高です。

それでは、テーマに沿って解説していきます。


気功で痩せることはできるのか?

画像1

結論です。気功で痩せることができます。しかし、気功を行うことで「魔法のように簡単に痩せていく」というわけではありません。

気功を行うと血流が良くなるので、代謝が上がることにより痩せます。痩せやすく、太りにくい体質になるということです。

血流が良くなると、酸素と栄養素が体の隅々まで運ばれるので、全身の細胞が活性化します。各器官や臓器が活発に働けば、元気に活動できますし、代謝が上がります。

血流が良くなることで代謝が上がると、消費カロリーも上がるので、痩せやすい体になります。そのため、気功で血流を良くすることは、ダイエットにも有効です。

脂肪を燃焼させるには酸素が必要です。ですので、血流が良くて酸素がしっかりと体に供給されていると、効率よく脂肪を燃やせます。

反対に、血流が悪い箇所には脂肪が蓄積しやすくなります。そのため、痩せたい箇所をマッサージして血流を良くすることも、ダイエットに効果的です。

気功を続けることで、毛細血管を太くしたり、毛細血管の本数を増やすことができます。ですので、一時的ではなく、根底から血流を良くすることができます。

また、気功を続けると気道が太くなり、体内の気の量が増え、気の流れも良くなります。気は毛細血管を広げ、血液を運びます。

体の血管の99%は毛細血管ですので、気功を続けることで、体の隅々まで酸素と栄養が運ばれるようになります。

その結果、活性化した細胞がエネルギーを豊富に作り出し、元気な人になります。

気功を行うと痩せやすくなるのですが、気功を行うと食欲も出ます。気功だけではなく、すべての健康法は、毛細血管をメンテナンスして血流を良くすることが目的です。

毛細血管はへそから10センチ下にある小腸に一番多いので、小腸を中心に効果があります。小腸を含めた消化・吸収・排出を行う、胃や十二指腸などの消化器官が元気になります。

そのため、気功などの健康法を行うと食欲が出てきます。余談ですが、性欲も旺盛になります。気をつけなくてはいけません。

いくら気功で代謝があがるとはいえ、食べる量まで増えてしまっては痩せません。健康法の効果で、元気になった自分の消化器官に振り回されて、逆に太ってしまう人もいます。

気功で痩せることができますが、健康になって代謝が上がると食欲も出てきます。そのため、痩せるには食欲をうまくコントロールすることも大切です。

食欲を抑える方法【気功で痩せる】

画像2

食欲というのは、脳の無意識の領域がコントロールしています。そのため、意識で食欲を我慢することはできません。

脳は無意識の細胞の数の方が、圧倒的に多いからです。ですので、ダイエットは失敗して当たり前です。意思や決意というのは、役に立ちません。

我慢には限界があります。我慢している限り、いつか爆発します。

そこで、「いかに脳をごまかして満腹だと思わせるか」「大きな空腹に襲われないようにするか」が大切です。

食欲を抑える方法は以下の通りです。

①:温かい飲み物を飲む
②:質素な食事を心がける
③:食事の回数を増やす

順番に見ていきます。


①:温かい飲み物を飲む

脳をごまかして満腹だと思わせるには、温かい飲み物を飲むことが有効です。脳はお腹が温まると、食事をしたことで胃腸が動き、体温が上がったと勘違いします。

ですので、小腹が空いたときなどは、温かい飲み物を飲むことで満たされます。「もう少し食べたいな」というときも、温かい飲み物を飲むことで満足できます。

しかしこれは、あくまでも小腹が空いたときの対処方です。大腹が空いたときには、あまり効きません。


②:質素な食事を心がける

繰り返しになりますが、大腹が空いてしまうと、温かい飲み物を飲んでも満たされません。

そこで、大きな空腹に襲われないように工夫をします。空腹の大きさは、血糖値の上げ下げの幅とイコールです。

お菓子やケーキなど、糖分の多い食事をすると、血糖値が大きく上がります。そのため、そのあとに来る空腹も大きくなります。

ですので、血糖値が上がりにくい質素な食事を心がけると、大きな空腹に襲われなくなります。

大食いしてしまうと、次の大食いを招くことになります。反対に、小食は小食を招きます。食欲を抑えるには、血糖値を意識することが大切です。

③:食事の回数を増やす

「空腹の時間を長くする」というダイエット法が流行っています。「1日1食」や「16時間食べない時間を作る」といったダイエット法です。

体の臓器で一番パワーがあるのは、小腸を中心とした消化器官です。ですので、胃や腸が空のときは、余分な脂肪を落とすために消化器官も痩せることに力を貸してくれます。

そのため、食べる量を減らさなくても、空腹の時間を長くするだけで痩せます。


しかし、これは空腹に耐えられた場合に限ります。
長時間食べないことで大きな空腹感が湧き、大食いしてしまう恐れがあります。

長時間の空腹で吸収率が高まっているので、ドカ食いしてしまったら一気に吸収して太ります。これを利用したのが、お相撲さんの食事法です。

そこで私がおすすめするのは、一食を二つに分けて、1日に6回食事をする方法です。いっぱい食べても時間が経てば、またお腹が空いて食べたくなってしまいます。

ですので、一回の食事の量を少なくして、その分回数を増やします。そうすることで、トータル的に少ない量で食欲を満たすことができます。

また、食事の間隔が短いので、「お腹が空いたら、またその時食べればいいじゃないか」という、大食いを避ける方法でもあります。

1日に6回食べても良いというルールで生活していても、実際には6回も食べないことが多いです。ですので、食事の回数を多くすることで、結果的に食べる量が少なくなります。

この方法でしたら、空腹を我慢しなくて済みます。カロリーコントロールがしやすくなります。

以上の3つの方法を駆使すると、食欲に翻弄される事が少なくなります。空腹を我慢する必要がないので、比較的楽に痩せることができます。

しかし、空腹を我慢する必要はないのですが、好きな物が食べられなくなります。その事によるストレスはあります。

痩せるためには、糖分や脂肪分の多い食べ物は、できるだけ避けなくてはいけません。カロリーを沢山摂取してしまったら、何をしても痩せられません。

「食事は楽しむものではなくて栄養補給」「食べるために生きるな、生きるために食べろ」と言われます。

けれども、実際には好きな物や美味しい物を食べて幸せを感じることは、人間にとって大切なことです。

質素な食事ばかりしていると、うつ病になります。いつもダイエットしているのは危険です。

たまには食事を楽しむことも必要です。しかし、一回気を抜くと、それをきっかけに食生活が一気に乱れてしまうリスクもあります。

その点に注意して、気を抜すぎないことが大切です。

食事をすると、食べた物を消化吸収するために内臓が働きます。消化吸収というのは重労働です。

そのため、食べ過ぎると体が疲れます。血液も消化器官に集まってしまうので、頭が働かず、眠くなったり、何もやる気がおきません。

また、食べ物がお腹の中にあると、寝ているときでも内臓は働かなくてはいけません。ですので、食べ物がお腹にある状態で寝ると、疲れが取れません。

時代は飽食の時代です。疲れが取れなくていつも疲れている人は、食べ過ぎが原因ということも多いです。

自分の食欲をうまくコントロールできれば、体は健康になります。そして、自分の時間を有意義に使えるようになります。

まとめ【気功で痩せる】

画像3

気功を行うことで、痩せることができます。それは、血流が良くなることで、代謝が上がり消費カロリーも増えるからです。

血流を良くして体の細胞を活性化させることは、痩せやすく太りにくい体を作ることに繋がります。

けれども、痩せやすい体になっても、食べ過ぎてしまっては痩せません。そのため、食欲を抑えることが大切です。そして、食欲は強い欲望なので、意思や決意で我慢できるものではありません。

まともに戦っても勝てないので、工夫する必要があります。食欲を抑える方法は以下の通りです。

①:小腹が空いたら、温かい飲み物を飲んで満腹感を感じさせる。

②:大きな空腹を避けるために、血糖値をできるだけ上げないようにする。

③:一回の食事の量を半分にして、食事の回数を倍に増やす。

以上のことが、食欲を抑えるのに有効です。

痩せるためには、消費カロリーを上げるよりも、摂取カロリーを下げる方が簡単です。その方が楽です。

また、食べることが幸せなことであるのは間違いありません。食べ過ぎることが良くないだけです。時には、好きな物や美味しい物を食べて、幸せを感じることも大切です。

食欲を上手くコントロールしていただければと思います。

有料記事 ・気功のやり方【独学】初心者から極めるまで

最後まで読んでいただき、ありがとうございます(^人^)  感謝致します。