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工作#3-続 スウェーデントーチ(ぽいやつ)

〜 工作シリーズ 〜

作成したのはもう2ヶ月前とは…
時間が経つのは早いですね

ようやくキャンプに行くことができたので、以前に作成した「スウェーデントーチ(ぽいやつ)」を点火することができました。

予めご理解ください:
今回は「工作」と言いながら、出来上がっているものの実験内容になります。「工作」の方は下記のリンクからご覧ください


いざ、燃焼実験

いよいよ点火してみます!
作成した3種類全てを持って行っていましたが、キャンプ場の消灯時間の都合上、1つしか燃やすことができませんでした。

今回は、小さい方で針金で固定しているバージョンを試してみます。

燃やされるのを待つ三兄弟
ごめん、今日は一番右のキミだけ


火のつき始め

結論から言うと、なかなか燃えませんでした


燃えた!と思ったら上の方だけで
すぐ消えるをしばらく繰り返す


1つ目の理由は、「工作」の際に作りやすさや見栄えの良さ(作成段階での想像)を重視して、上から点火する方法をとったからだと思われます。
マッチでの着火を試みましたが、内部に仕込んでいた木屑へとなかなか燃え広がりませんでした。
「火は下から上に燃える」基本から考えると、下部に穴をつけてそこから着火すべきでした。


2つ目の理由は、中心の穴や側面の4本の中心線が細く、空気が十分に入っていかなかったからだと思います。
一瞬赤い光がついて燃えていたものがどんどん小さくなって消えたり、煙が立ち上ったりと、不完全燃焼を起こしているように思いました。

次回の作成では改善したいです。


なんとか点火

マッチを何本か使い、息を懸命に吹きかけることでなんとか点火しました。
火が大きく吹き上がるように燃えてからは、安定して燃え続いてくれました!

安定して燃えてきた!
完全燃焼の青い炎が美しい

時間経過とともに燃え方や炎の色など、燃えている様子の変化が楽しめるのが大きな特徴ですね。

ピークの時は大きな火柱が上がりました
隙間から赤く燃えるのが覗けるのもいい!
全体的に炭になってきてもまだまだ明るい
ここまで45分くらい

スキレットも乗る大きさだったので「調理もできるかな?」と思って乗せてみましたが、空気の通り道を塞いで火が消えかけました。
調理用であれば、上部に溝を入れる工夫が必要になりそうです。


わかったこと

  • 燃焼の仕組みに合った構造で作成する
    = 下部からの着火・空気の入る隙間を増やす

  • 割と長時間燃える
    燃えている間は「鑑賞」が基本になるため、焚き火は薪をくべるのが楽しみという人にはあまり向かないかもと思いました
    逆に、焚き火を見ながらみんなでボードゲームなど「ながら焚き火」にはいいかもしれません

  • 調理用であれば使う器具に合わせた加工をする必要があるかも

  • 燃焼時間は45分くらい
    加工する前の状態と比べると、中心からしか燃えないので少し長いイメージかと思います。


残念ながら、noteで動画を載せる方法を持ち合わせていないので写真のみでの報告になります。
facebook・Instagramでは動画も上げていますので、ご興味のある方はそちらでご覧ください!


おまけ

今回のキャンプで行ったことの写真を少しご紹介

オシャレな焚き付け
フェザースティックにも挑戦
焼きおにぎり作り
海辺でカニ発見
どんぐりはまだまだ赤ちゃん


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