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工作#3 スウェーデントーチ(ぽいやつ)

〜 工作シリーズ 〜

先日、知り合いになった工務店さんから大量の角材をいただきました。
キャンプの薪としていただいたのですが、
「立派な木材をただ燃やすだけでは勿体ない!」
ということで、何か作れないかな〜と考えていました。

大小様々に、本当にたくさんいただきました!
ありがとうございます!

という背景もあって、
今回はスウェーデントーチぽいものを作ってみました。

スウェーデントーチ(ウッドキャンドルとも)の詳細はこちら

一般的には、丸太にチェーンソーで切り込みを入れて作るようですが、チェーンソーを持っていないため、「普段キャンプで使うもので作れないか?」という観点からも作り方を工夫してみました。


用意するもの

材料
・角材(スギ・ヒノキ)

道具
・鉛筆、さしがね(または、ものさし)
・のこぎり
・なた
・小刀
・たこ糸 または 針金
・ペンチ(針金を使用する場合)

作る前の状態はこんな感じ

角材を加工していく〜


作り方

①下書きする

まずは、加工する場所を明確にしました。
どちらか一方の面に4本線を引き、中心の部分には丸を書きます。
丸の部分に着火することで燃えていくイメージです。

下書きしたところ

おそらく、中心部分から燃えないと、均等に燃えず偏ってしまい、
途中でどこかの方向から崩れてしまうと思われます。
と言っても、木の性質上は燃えやすさが均等でないのでどうしても偏ってしまうでしょうが。

また、横の部分にも同じ高さで一周印をつけます(②で詳しく説明します)。


②のこぎりで切り込みを入れる

側面の部分に一周印をつけたところ。
目安としては、下から4分の1のところと4分の3のところにしました。
これに合わせて四角にのこぎりで切り込みを入れます。

少しだけ切り込みを入れます


③なたで割る

線に沿ってなたで割ります。
最初はイメージのように途中までで切り込みを止めたいところでしたが、角材が割れやすく均等の高さにならなかったので、いっそのこと割ってしまうことにしました。

線に沿って割っていく
硬い時は丸太でなたの背を叩くと楽
ガシガシと割っていく
完全に切り離した図

写真のものには書いていませんが、
並び方が違うときっちりと四角に揃わないので、鉛筆で番号を書いて配置がわかるようにしました。


④小刀で削る

①でつけた丸印の部分を小刀で削り取ります。
下まで削り取ってしまうと火種をとどめることができないので、上の部分を途中まで削ります。
今回は3cmほど削りました。

丸くはならないな…


⑤たこ糸(または針金)で縛る

②でつけた側面の切り込みに合うようにたこ糸で縛ります。
角に切り込みを入れることで、元の四角に束ねやすくなります。

だいぶそれらしい形になった!

針金で縛るバージョンも作ってみました。
最初は針金で縛る想定でしたが、燃え尽きた後に拾って不燃ゴミで処理するのが不便かと思い、燃えるたこ糸で縛ってみました。
ゴミも出ないしいいのではないかな〜

針金で縛るバージョン


⑥真ん中の穴に削りかすをつめる

④で出た木屑を真ん中の穴に詰めます。
ここにマッチを突っ込むだけで中心から燃えていくはず。

よく乾いているのでうまく燃えてくれるといいな


完成!

見た目はそれっぽくなりました!
縛り方を3パターン作ってみました。
・左端 たこ糸で下1ヶ所のみ
・右端 針金で下1ヶ所のみ
・中央 たこ糸で2ヶ所 ← 自分的に一押し

早く燃やしてみたい!


わかったこと +次回の課題

  • 理想通りにはいかないので、どんどん発想と工夫で補っていくのは楽しい

  • 1つ作るのに30〜40分ほどなので、チェーンソーで作るよりも時間はかかるけど手軽には作れると思います

  • 燃焼時間や燃え方(偏って燃えるかなど)、使い勝手(調理ができる、見栄えがいいなど)がどうか?

  • よく乾いた角材の上に樹種がスギやヒノキなので、燃えやすすぎるかもしれない?


結局のところ燃やしてみないとわかりません。
次回のキャンプで燃やしてみて、どんな感じになるか早く試してみたいな!

使用感についてもまた投稿しますので、楽しみにしていただけると嬉しいです。


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