心が風邪をひく

最近気づいたことがあって、自分自身の状態がとてもダウナーになる、人とも話せなくなる、会えなくなる、籠る、断然を測る状態っていうのが、実は風邪をひくってのととても似ていて、自分の内側で「ちょっとフル回転させ過ぎだからちょっとアンタ休みなさい」っていうシグナルだというのがわかった。

ぼくの場合でいうとそれはとても短期的(長くても一週間)なので、ほんとに風邪に近くて、そうやって体、いやもっと言えば自分の魂が必死にバランスをとろうとしているように思う。

冬の寒い時期は調子悪いと言うのもきっとそうで、動物が冬眠するのととても似ていて生物としての休息期間を設けられているような感じ。そういう時は変に抗わず、心の声に従うべきなんだなあって。

もう世代も地域も(もはや都会も田舎も)関係なくて、すべてが自分のコントロール不可能な流れというものが電波に乗ってビュンビュン飛び回っていて、そこに身を投じることでしか生きれないぐらいに余白がない、ように見えてる。だけどそれ以外の余白の部分の方が知れば知るほど無限宇宙のようにひとたび触れた瞬間に際限のない拡がりを見せてくれる。花の輝き、雲の動き。

以前知り合いがなくなった直後にある夜中パッと目が覚めて、
「土の声を聞け 風の声を聞け 心の声を聞け 
そこにすべての答えがある」
という言葉が出てきたんだけど、結局立ち戻るべき場所が揺るがずずっとそこにある。

社会全体の閉塞は資本主義経済にドブ漬けにされた自分含めたすべての人間が、金を稼ぐことでしか生きる拠り所を見いだせない感じになっちゃってる事に原因があって、その中でどうこうやって解決できる問題でもないんだなっていう。

それがそもそもは生きるための生活手段ではなく、楽しいに付随する目的のはずなんだけど、それがいつの間にか打ち捨てられていて、損得勘定でしか人間関係が形成されないような状態になってる。そこに苦しさの要因がある。時間も奪われて楽しみも奪われて、、、の無限ループ。

ぼくがnoteで書いてることってのはずっとそういうことばっかなんだけど、自分でも自分が言ってた大切な事を忘れてしまうくらいにそこから切り離された時間の流れに飲み込まれていってしまっている。だから苦しみが続く。答えは全部わかっているのに。


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