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詩または詞

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言葉を拾いあつめたり。
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2024年7月の記事一覧

イトミミズ学園

イトミミズ学園

シャシャン5時のベールが鳴るべからず
最高の不埒は夜に儚きを示すなり
いずこいずこと鳥が鳴くとき
いずれも子連れの親にはならまいとせし
ビルが潜る海の斜陽には北斎の絵すらも追いつかず
ゆうべきは買うべきもの
トマト缶に連れられた保育園の窓とりとめもなく
カラスはつらかろうて連れ立って棒になる
蜷川の流れるほとりでの出来事
藤吉に新吉
淫らことよ
呼ばれた時のどきどきの動機
希望づらかろう新潟への変

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フレンチブルドック

フレンチブルドック

乗り込む列車には乗客はおらず
暁のステージ 共に歩まん
たゆたう洗濯物の踊る影が肩をかすめて
路地裏を歩く私にダイブ食らわす
夜は背にビート板
夏のほころびを落としながら夜も冷え冷えと
拾得物保管箱に入れられたままの思い出となり
微かなリズムで記憶を残す
交差点からまた飛び出すカラスの群れ
憂う時の刻む最果てのドア
おうるとうるに歪められて
今ここはどこ
イザナギの広場の断面によく似ている
君は確

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いびつな退屈

いびつな退屈

ひま

型を持たぬ透明な時間
無我のしるべ道
焼けたトタン屋根の熱膨張
トラックの排気音

ひま

ずるむけの思想に
にわかな論法は風愉快
色乗りの悪い肌
ピスタチオの殻

ひま

ひまだ

先立つ雲は道しるべ
時の流れを促して
消え行く線
洗い流された過去
冷え切ったスイカ
ビールの栓
電線にとまるカラス
空高々にカラスの群れはスイカの種
修学旅行哲学
額の傷にサイダーは竜巻
墓地の通り
スウィ

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