「売れる」自己紹介に抵抗があるけど、稼ぎたい

何を、誰のために、どうやって書きたいのか、ブレブレのまま2週間書き続けたけど、やっと結論が出た。
自分のため、文章の練習と自己整理をするために、好きなように書く。
昨日は誰かのためになることを書きたいって思ってそのようにまとめたからすっごく矛盾しているんだけど、ええい、ままよ。
今日は自分を資本主義的な売れる自己紹介に押し込めることができないってことについて書こうと思います。

noteはWEBライターとして一人前になるまでの勉強日誌にしようと思っていた。だいぶ意識は高めで、ノウハウを発信していくことでもしかしたら仕事も増えるかもという下心もあったのを恥ずかしながら告白しなければならない。

でも、あんまり向いてないんだよね。ここ数日、自分がどんな有益な情報を発信できるのかってずっと考えてたけど、自分なんてまだまだすぎてまだ知見の蓄積がない。実際の自分より高く見せて売ることはビジネスの基本かもしれないんだけど、私にはそれ、できなかった。それよりも成長して、経験を積んでからやりたい。
ライターとしてもっと継続的に稼げるようになったら講師とかやってみたいけど。

誰かのために書こうと思って、その誰かを考えようと頭をひねったけれど、あんまりペルソナ設定とか思い浮かばなかった。そもそもノウハウ的な方向で自分の文章が誰かのためになるって信じきるのって、私にはすごい危険なことに思えるというか、うまく言えないんだけど生存バイアスとやればできる論の押し付けを感じて、自分は情報商材ビジネスに徹底的に向いていないと言わざるを得ない。

ライターとか副業の界隈ってXやnoteを見ていると

29歳｜WEBライター｜双極性障害と生きていく｜丁寧な生活を愛してる｜ヘルスケアとライターノウハウについて発信｜稼げる自分になりたくて修行中

みたいな｜で区切った自己紹介の仕方の人がすごく多くて、私もそれやりたかったしやってた時期も一瞬あったし、わかりやすくてキャッチーでいいと思うんだけど、どうしても自分はできない。自分を資本主義的な「売れる」人の箱に押し込めるみたいで、どうしても無理だった。さっき例で上げたものも、全然嘘はついてないんだよ。でも、自分を商品にするってそういうことなんだってわかってるけど、やりたくなかった。

結果、新しい自己紹介はこんな感じになった。こっちの表現の方が全然好きで、気に入っている。

ランサーズやクラウドワークスで案件を受注しているWEBライターです。ずぼらなアロマや自炊を愛してる、半丁寧な生活信奉者。人生において自分を緩めながら楽しむのを一番大事にしてるけど、それをご自愛って言葉にまとめたくない。自己啓発を拗らせている。noteでは自分の文章を書きたいです。

本当、どうしたらいいんだろう。ネオリベの匂いがするとうわあって思うくせに、お金を稼ぐことは大好きで、上昇志向は一丁前すぎるほどにあり、マーケティングとかセールスライターとか勉強したいと思ってるのに、さとり構文とか何回でも言いますとか詳細はプロフとか大っ嫌い。TikTokを見てると「誰でもAI副業で1日1時間の作業で月5万が余裕」とかそんな情報ばっかり流れてきて反吐がでる。

情報商材に対しての憎悪が半端ない。欲望を上手に煽って、このままだとまずいって不安にさせて、稼げている自分のキラキラした生活を見せるっていうビジネス。でも正直ここまで嫌な気分になっている時点で相手の土俵に乗っているというか、私も客になっているようなもんなんだよね。

今日は思いっきり好きなように書いた。
やっぱり自分に嘘をつく表現はどうしてもしたくなくし、できないし、やるとどんどん自分を嫌いになっていくので、この方向性が私が好きだな。
でも、稼げないし売れないよね！本当どうしたらいいんだろうね！