甘酸っぱい20代の恋
この季節になると思い出す、20代の頃の甘酸っぱい恋愛の話でも書こうかなと思いました。
(コロナで入院+ホテル生活1週間過ぎました、やっと回復しつつ!)
20代の時に、きっとこの人とは縁があったんだろうなぁ、と思う一人です。
(あぁ、どうか見られませんように。笑)
その人と出会ったのは、友達が開いてくれた飲み会でした。
確か、24歳ごろで、仕事もそれなりに慣れてきた頃だったので、
よく飲み会に誘ってもらっては参加してました。
その彼は、同級生で地元が近い、と言うこともあって、
初めて会った時から、なんだか昔からよく知っている人、って感じで
親近感を覚えました。
そこから恋愛対象だったかというとそうでもなく笑、
段々と仲良くなって、お互い飲み会を主催したり、
彼の同期の飲み会に参加したりするような、
全然気を遣わななくてもいい友達、みたいな感じでした。(お互いにとって)
そこから、ある夏、たまたま彼と彼の同期と2人で飲んでるからおいでよー、って
連絡が来て、私も職場の友達誘って飲みにいったんですが、
「お盆休みに働いてるの俺らぐらいだよな〜」
という話題になり、そこから発展して4人で「夏を満喫しよう!」ということになり、その翌週には1泊2日で白浜に遊びにいくことになりました
(このスピード感いいですよね。笑)
その、白浜旅行で・・・!
すごい大きな変化があったんです
それは、
普段見えてなかった彼の良さが全開した!
段取りがいいところ、気が利くところ、計画性があるところetc
普段、飲みの席でしか知らなかった彼を24時間みることで
素敵なのかも知れない、とドキドキするようになったのでした。
(けっこう単純ですが、女子ってそういうものです。)
しかしながら、ルンルンだったのも束の間、
白浜から帰ってきて2週間後には、
その彼は東京に転勤が決まってしまいました。
東京に行く直前に二人で最後にご飯に行くことに。
その時に、こんな事あったよね、白浜楽しかったよね、
など最後なのにたわいも無い話をしてしまい・・・
あぁ、こんな話で終わるなんて、、、
アホやな自分、と思いながら、
切ない気持ちを胸に押し込みながら、
最後、タクシーで送るわ、っていってもらい、
タクシーに乗り込み、家までの帰路の途中で
ふと見上げた夜空
「あ〜結局、K(私)と何にもなかったな〜。」と
言った彼の横顔、
ニヤッと笑って
何が起こったかわからないほどの
一瞬の束の間・・・。
あっという間に家に着いて
サヨナラをいう彼とは、
またすぐ会えそうで会えなさそうで、
去っていくタクシーを見送った。
そしてその後は何もなく、私も特にアクションを起こすことなく、
彼は東京へ行きました。
そしてその何年後かのクリスマスの帝国ホテルで再開した。
多分年齢的には27か28ぐらい。
これだけ聞くとすごくロマンチックな雰囲気感じますよね?
その年のクリスマスの日にたまたま大阪で
友達の結婚式があるからと帰ってきていたそう。
そして、帝国ホテルのバーで一緒に飲まへん?というお誘い。
ついたのはいいものの、結局結婚式で相当酔っ払っていた
彼の解放をする、という役割で終わりました。笑
その後、私も別の方とのお付き合いが始まったのもあって、
全然連絡もとってない期間が続き、
彼もその後アメリカに駐在になってしまって、
2年近くあってない期間を過ごしました。
忘れかけてた頃に、一通のLINEが。
「週末大阪にいるんやけどよかったら会わへん?」
と連絡が・・・。
大阪どころか、いつ日本に帰ってきたんやっていう
ツッコミを入れたくなりましたが、
なんとなく、あ、これでもうしばらくこの人と会わない、というか
次はどちらかが結婚したりとかしてあいにくくなるだろうな、
っていう予感がしたので、(私のこういう予感結構当たるんです)
会うことに。
そして、会っている最中は、たぶんもう会えなくなるから、
今日言いたいことは全部いっておこう、と思って、
帝国ホテルでの一件のこと、
実は一時期、けっこう本気で好きだったんだよってこと、
今まで書いた一連のストーリーも全部
まるでここ数年間の答え合わせをするかのように
話が溢れ出てきて、
彼からも当時どう思っていたのか話を聞くことができた。
今は、もう別々の道を歩んではいるけれど、
きっとあの時ご縁があって、繋がっていた1人だったんだろうなぁと思う。
そして彼とはタイミングが合わなかったけれど、
きっとそれも何かまた意味があること。
何が正解だったなんて今となってはわからないけど、
たくさんご飯に連れて行ってくれたこと、
そしてとっても色気のない話ばかりしてたから
進展しようにもしなかったこと、笑、
今思うと笑っちゃうことばかりだけれど、
とても大切な時間をくれたことに
ありがとう、と言いたいな。
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