マンマVSマダム
Madame Monsieur
bonsoir
紀子(Kiko)です!
今日はアルバイトへ行きました。予想以上にお客さんが入り驚きました。その中で印象的だったお客さんを紹介します。そして私が将来したいことについても少し触れたいと思います。
平日にレストランにいらっしゃる方々は3グループに分かれます。
1:ビジネスマン
2:いわゆるマダム系主婦のお茶会
3:いわゆるマンマ系主婦や旦那様との会食
の3つです。私はとあるホテルの和食レストランで働いています。今回は2と3の女性のタイプについて焦点を当ててゆきます。
本日もマダム系主婦とマンマ系の女性とご主人様のグループが一名一名ずついらっしゃいました。
結論から言うと、私はマンマ系の女性に沢山サービスをしました(笑) 理由は笑顔が素敵で優しかったからです。サービススタッフを一人の人として見てくれました。
対してマダム系主婦2名は綺麗な白いジャケットを身に着けられていて、髪の毛も綺麗な栗色でした。年齢もマンマ系主婦さんとさほど変わらないと思いますが、綺麗にされていました。
しかし、私がお料理を提供しても微笑んでくれませんでした(笑) マダム達はお喋りに夢中です。
一方マンマは優しかったです。服装は黒のTシャツです。黒髪でショートカットの女性でした。お食事中も旦那様とお話をしていて、とても幸せそうでした。旦那様とお食事をするという時間と行為自体を楽しんでいたように感じます。お食事が終わり、私がお料理をお引きする際も「結構量がありますね、お腹いっぱいで幸せです。」と添えてくださいました。デザートをお出しするときも旦那様も奥様もとても喜んでくださいました。ついつい過剰サービスをしたくなってしまいましたがそんなことは残念ながら出来ないので、感謝の気持ちと笑顔で対応をしました。
喜んでくださった事とそれを示してくれたことが、私にとってはとても嬉しかったです。
嘘くさいですが、私は接客業でもそうでなくても一人一人に完璧とは言えなくとも全力100%の対応をしたいです。アルバイトであればサービスになります。余談ですが、私はフランス語圏の方に日本語を広める活動をしています。この活動に当てはめると、全力で教えたいのです。全力で自分の出来ることを相手に伝えて、少しでも役に立ちたいのです。それに対して妥協や諦めを混ぜたくはないのです。一人一人にあった目的と方法でサポートをしたいです。
例としてこういう姿勢は受け入れられません。
・XXは全然日本語が上達しない。だから適当に教えよう
・今月の売り上げはやばい、もっと教材を売りつけよう
などです。もし私が語学学校勤務になったとしても悪口だけは絶対に誰かが言っていたとしても言いたくありません。それは私のやり方ではないからです。
私だったら、
・XXは日本語が難しいのかもしれない。なぜだかを考えてみよう。そして本人にも聞いてみよう。
となります。
実は大きな夢があって、私はパリに語学カフェのようなものを開きたいです。アットフォームで小さい子から大人まで幅広い年代の方に外国語を学ぶ楽しさ、勉強をする楽しさを伝えたいです。
どこかの語学学校勤務でも勿論良いですが、私より権力がある人にまとめられてしまう可能性もあります。
だったら私が自らの手でアットホームのような語学カフェを作り生徒さんといろいろなお話をしながら、一人一人にあったメカニズムを私が一人で組んで学習者さんに私の考えを広めたいです。自らの手で1から創りたい。
資金や方法を調べているのですがはっきりとしません。もっと調べる必要があるし、それには人脈もフランス関係の情報をもっている方と話す事も有益です。
就職活動は一切せず、卒業をしたらパリに向かい語学カフェ的なものを開講したいです。
誰かの人生に私と日本語を勉強した、私と関わった、私と話したなどの思い出が残りますように。
伊原紀子(Kiko Ihara)