成長するために必要なことと残酷な真実


この記事で最終的に言いたいことはものすごくありふれたことで、そんなの知ってるよ
ということを言います。
覚悟して読んでください。
ただし、これを読んだら成長するためのチャンスを差し上げることは約束します。
自分が変わるためのきっかけを求めている人、もっとできるようになりたい人そんな人に向けた内容になります。
ですが、一番は自分のために書いてます。これからとっても偉そうなことを書きます。この内容を恥ずかしい中身のない内容にするのか、説得力のあるいい内容にするのかは僕にかかっていると思います。自分に葉っぱをかけるために書いてます。

では、
もう年の瀬が近づいてきましたね。
そんな中で、去年の自分と比べて成長したなぁと思えることはなんですか?

できなかったことを数えることはひとまずやめて、できたことを思い出してみてください。
思いつかない人は捻り出してください。なんでもいいです。
ペットボトルの蓋を閉めれるようになったとか、結紮が少し早くなったとか。なんでもいいです!

何かありました?

それでも何もなかった人はいないはずです!なぜなら、この内容がすっからかんかもしれない記事を読んでいるということは、これは成長証以外何者でもないです笑

まずは、自分を褒めてあげましょう。

僕が一年間で成長したと思ったことは論文を読む速度が格段に上がったことです。
論文を読むことについての記事もおいおい書きたいと思います。

もうそれはもう格段に早くなりました。なぜそうなったのか自分なりに考えて答えが見えてきています。

また、実際の臨床現場でも
飼い主さんとの会話
検査の解釈
報告書の質
診断制度

など昨年以上になったと感じています。

皆さんは何かありましたか?
何かありましたよね!
どんなことでも、あったとしたらそれってすごいことで、ステキなことで大切なことです!
まずは自分を褒めてあげましょう!
僕はものすごく自分を褒めました笑笑

では質問なんですけど、
昨日の自分と何か変わったことってありますか?
一年前と比べるとまぁまぁ思いつくと思うんですけど、昨日という単位になると途端に思いつきにくいかと思います。


周りの人と比べるのは不毛です。

とにかく自分を見つめ直してみましょう。

と、振り返りをしてみました。

前置きが長くてすみません。

では本題に行きたいと思います。

成長するための方法をお伝えするのに、まずは僕が論文を読む速度が上がった理由なのですが

論文を読む理由
論文を読むということの理解
論文を読む頻度

という三つが揃ったからです。

一つ目の論文を読む理由についてです。
この論文をなぜ読むのか、この論文を読むことで明らかにしたいことは何か
ということをしっかりして整理して読むようになりました。
お恥ずかしながらこれまではタイトルをみてとか、読めと言われたからなどという漠然とした理由で読んでいました。

そこを、毎回、
この論文で、
・この疾患についてしりたい
・診断方法について知りたい
・実際世間で言われている解釈は合っているのか
などと明確な理由を持って読むようになりました。

そして次に、論文を読むということの理解とは
論文といば基本英語ですよね。で、英語だとしてもまぁいろんなツールを使えば問題ないですよね。

それはそれとして、今までと明らかに違ったのが
英語論文の場合
・英単語の意味を理解する
・英文の構成を考える
・英語の文章を理解する
・段落を理解して、内容を理解する

というステップに分かれているということを今更理解しました笑笑

で、前の4つに必死になって、論文自体の理解が疎かになっていることに気がつきました。

ということで、英語論文でやらないといけないことは内容を理解するということだとはっきりしたわけです。
これができて論文を読んだことになるとわかりました。
それまでは、英語の文章を読んで日本語の意味がわかったらそれで読んだつもりになりつつ
いまいちこの論文はどんな内容だったのか
と理解できていませんでした。

最後は、論文を読む頻度です。
ありがたいことに、知り合いの先生にジャーナルクラブに定期的に呼んでいただく機会があり、論文を読む習慣が今年は多かったです。

今までは必要に応じて読んでいたのですが、今年は定期的に論文を強制的に読む機会が増えました。

また、珍しい疾患に当たることも多かったため、その都度調べていました。

ということで、
上記3つの要素により論文を読むスピードが格段に上がり、深く理解できるようになりました。

では、この3つの項目を皆さんのいろんなことに使えるように抽象化してみましょう。(抽象化ってかっこいいんで言いたかっただけです笑)

論文を読む理由
論文を読むということの理解
論文を読む頻度

これらを言い換えると

やろうとする目的
やろうとしていることの方向
やる頻度

と言い換えれると思います。

やろうとする目的
もうこれで全て決まると言ってもいいでしょう。
なんのためにそれをするのか、それをしてどうなりたいのか
そして、この目的が詳細であればあるほど、得られるものもはっきりするでしょう。
目的がないと何も得られないかと言うと決してそう言うわけではないです。ですが得られるものの質と量が格段に上がります。
たどり着くべき場所を明確に進んでいくことが重要ですね。

僕の場合だと、論文を読むことで解決したいものが明確にありました。

そう目的を考えるときに、解決したいなにか「イシュー」と言う考え方をできるといいかもしれません。
安宅和人さんのイシューからはじめよ ― 知的生産の「シンプルな本質」
を読んでみてください

人から言われたから、やらないといけないから
そんなことを言っているようでは得られるものは何もありません。
セミナーでもそうですよね5000円払って、得られるものにはそれぞれ大きな差がでると思います。
それは、そもそもセミナーを受ける目的から違っていると言えます。
当然中身の理解、セミナーそもそもの質といったものにも左右されますが、、、

ということで、目的を整理する癖をつけてみてください。
これはいつ、どんなときでも役に立ちます。
そして、僕の他の記事でも言いたいことは結構これだけだったりします笑

では、やろうとしていることの方向についてです。
これは、意外と気にしてないのではないでしょうか?

これって、僕の場合だと論文を読むという方向を理解できていませんでした。
どういうことかというと、英単語を調べ、英語の文章を読んで日本語訳をして満足していました。
僕としては進んでいたわけですよね。やった感はあったわけです。

伝わるかわからないんですけど、目的地がAという場所でそこについているつもりだったんです。
だけど実際はA地点の10階が目的地だったんです。

やることの方向性を間違っていたとわかったんです。
平面の移動だけじゃなくて立体的移動も必要だったわけです。で、この立体移動が必要と理解していなかったし立体移動することをやっていなかったので、ひとつ前の目的である論文の理解ができなかったわけです。

よく言われる言い方で言うと正しい努力というやつです。同じ1時間でも努力の方向性が違うと中身が全く違うわけです。

そして、この方向性を決定づけるために必要なものが「目的」です。道標無くして進路や手段は決められません。
目的がはっきりしたら、そこへどうやって辿り着けばいいのか分解していく癖をつけましょう。

最後は、やる頻度ですね。
ちょっと毒舌を出します。よくとにかく経験だ、とにかく数が重要だという人がいます。半分同意で半分反対です。大概経験が全てという人は上記のことなしでただただ数をこなしている印象です。経験に優る教科書はないといいますが、まずは教科書で中身を理解しないとなにが起きているかわからないだろというのが僕の考えです。

実行の前の準備で実行した内容が決まると思っています。きちんと上記2個を整理した上での経験が経験値を飛躍的に向上させてくれます。

そして、その数がものをいいますよね。もうこれには激しく同意です。ただ、論文でも数件しか報告がないような病気に次いつ出会いますか?そのオペ次いつやりますか?その困ったときにまあ今回はしょうがない次だよ次っていうんですか?そのとき犠牲になるのは誰ですか?
そうならないためにも前述の準備をできる限りしておくことが、経験のないものにできる誠意なんじゃないでしょうか。

このやる頻度はには「やる」ということと「頻度」という二つがあることにここまで来たら気がつかれましたかね。
そうです。次は頻度です。もうこれは一言でいえば大いに越したことがない。もうこれだけですね。
じゃあどうしたらいいのか。これに関してはとっても残酷なことなんですが、気分が乗らないとか、モチベーションがとかどうでもいいです。
やりましょう。できれば、ここと決めてやりましょう。
もうさっさと取り掛かりましょう。諦めて、言い訳せずにやりましょう。
とにかく一刻も早く取り掛かりましょう。しのごのいってないでさっさと取り掛かりましょう。もうそれしかないです。

モチベーション、気持ちに頼ることはやめましょう。

ただ、他人には頼っていいかもしれません。それが、「約束」することです。同僚、友人、先輩、上司誰でもいいから一緒にその辛いと思う、気の乗らないことをやりましょう。そうすることで、少しはやりやすくなるかもしれません。

人間はやらない理由を見つけたり言い訳したりする天才です笑
特に僕は天才を超えて神の域で先延ばしが得意です笑

そうだってわかってるので、もう何も考えずに
1,2,3もうこれでやってしまいます。

この辺の話は
先延ばしについての本が多数出ています。

先延ばしする人は早死にする! 「あとで」を「すぐやる」に変える心理学 メンタリストDaiGo

やる気に頼らず「すぐやる人」になる37のコツ 大平 信孝
ヒトはなぜ先延ばしをしてしまうのか ピアーズ スティール
などを読んでみてください。

はい、本を読んでからやろうと思った人反省してください笑

気持ちに頼らずやってしまいましょう!
とにかく手をつけましょう!
10分でも5分でも10秒でもいいので、今までできなかった自分におさらばして
たったの一歩でいいので
大きな大きな前進をしてみてください。

そうです、とっても当たり前なんですが
もう地味でも、少しだけでも
とにかくやる、続ける
もう本当にこれだけなんです。
死ぬほどシンプルなのに死ぬほど難しいです。

なんどできない自分に絶望したことか

ただ、わかったことは絶望してたって意味なし、そんな時間があったらやればいいんです。

1日5分自分の成長のためのご褒美タイムというべき時間が取れないほどの超絶忙しい人はそもそもこんな記事読んでないと思います。

だってそんな時間ないほど忙しいですよね。

そして、ここまで読む時間を今この記事を読んでいるあなたは持てるんですよね。
だったらできます。
大丈夫、あなたならできます。

これまで、できなかったとしても今、この記事を読むということができているあなたが今目の前にいます。

だから大丈夫
絶対にできる

そして、この超絶シンプルなことがなぜできないか
それは、地味で即効性がないからです。
だから嫌になってしまうんですよね。

だけど、積み重ねれば絶対に成長できます。
おっとウソつきました笑
しっかり目的をもって、正しい方向に向かって努力できれば
絶対に成長できます。

2022年の12月にこの記事を書いている僕が2023年、そしてその先
とんでもないところにたどりついて証明してみませます。

僕だけにいい思いさせたくない人は一緒にやりましょう!
なんだっていい
英単語一個覚えるでもいい
患者さんの名前覚えるでもいい

薬の作用機序覚えるでも
教科書を読む

本当になんでもいいです

ひとつだけ、たったひとつだけでいいので、続けてみてください。
そして、成長が感じられたら、さらにもっとやってみてください。

最後に、欲張り、頑張りすぎは厳禁です。
スタートダッシュなんて必要ないです。
とにかくやり続けてください。そして、心は折れそうになってもやってください
ただ、心が本当に折れそうになったら、ときどき僕のこの記事や他の記事をみてください。

ちょっとずつ積み重ねていきます。僕が証明します。
僕ができるんだからあなたにもできるよって

絶対にできる
やればできる、
あたなにはあなたという最高の見方がついている

僕にはこの記事を読んでくださっているあなたがついている

大丈夫
僕には僕がついているから

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