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「大幅な運用見直し」の裏の意味

1月31日(日)

リモートMTGではじめて寝た。寝たくて寝たわけじゃない。それなりに理由があるのだ。
その日は1週間前の週末定例会議に遡る。

なんでも、うちの部署の売り上げが落ちているらしい。現場の僕らに発破をかけてきた。その声は切実に満ちていた。

上司
「このままの成績が続けば、大幅な運用体制見直しを…」

すごく遠回しに「給料下げるから」ということを言いたかったよう。

当然、他の同僚から「抜本的な改善策を講じましょう」という提案が入る。上司からは「毎日のコツコツした積み重ねが大事だと思う」とのことだ。

我々も日々、商材を研究して、結果を分析、そこから得られた知見を新たなプロジェクトに昇華する。そういったプロセスを経て今に至っている。つまり今までだって「コツコツ」やってきたのだ。

現状維持。これが上司の最適解だった。

しかし「積極的にトライ&エラーを」
上司が付け加えるように今後の指針を示してくれたのは大きかった。

僕たちはSNSを用いた方法や、積極的な販売促進のオンラインイベントを提案。

上司
「そのためのスキームがなぁ。プロットないじゃん」

変なカタカナ使ってきたが、要は新しく発生する手順の処理が嫌らしい。

僕たちは決めた。トップの変更をお願いしよう。そもそも、成績が悪いのはトップの責任である。「大幅な運用見直し」という曖昧な言葉で待遇改悪を煽っておきながら、自分の人事更迭を考慮していないとは言わせまい。

そう決めたからには彼の言葉には何の意味も持たん。好きなだけカタカナ語ればいい。そう思ったら瞼が重くなり…zzz

人は見限った人間の話を受け入れるほど、脳みそメモリーは容量を許さないらしい。節電である。おやすみなさい😴

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