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21年1月8日(金)「会社員と作家のあるべき姿」

年が改まり早1週間。今日が僕にとっての初仕事である。既に8年の歳月を刻み続けている携帯丸時計が6時50分になると1日の産声をあげる。またこの日々が始まるのか…。あの「良いお年をー」とか言ってテンション爆上がりの有頂天だった1週間前がもはやカビが生えるくらい過去のものに思える。

まどろんだ空気をかき分けてリビングに入り昨日の夜のうちにセットしておいた会社用PCに電源を入れたらその足で洗面台へGo。もう何度となく描写した朝のルーティンである。

しかし、会社が始まれば新鮮なことは当然ある。「人と会話ができる(*'▽'*)✨」正月休みは何となく相手の家庭を気遣いチャット限定にしていたが、毎日のMTGが僕の硬くなった表情筋を和らげてくれるのだ。

だがしかし、新年早々から殺伐とした空気になりがちなのも会社独特の傾向ということは追記に値する。会社とはいわば生き様と生き様のぶつかり合い。僕のように本職を軌道に乗せるまでの繋ぎとして考えているのは当然マイナーなわけで、偉い人同士が衝突しているのを心のどこかで楽しんでいるようなクズ野郎は本来、会社にいてはいけないのだ。

でもそれも考え方次第。会社に属する人間は生み出した事業に取り組み、その結果を見て一喜一憂するわけではない。その結果に至る経緯、分析、講じた策の検証を通じて成功ないし失敗の果実を得るわけだ。それが事業のあるべき姿なはずであって、子どものお使いではない。

それは作家の端くれと自称する僕にも大いに当てはまること。コンクールに落選して「失敗。次いこ!次!」ではやはり弱い。レイアップシュートも出来ないと分かっているのに八村塁に挑んでも勝てないのだ。シュートの精度を上げるか、体力強化か、他の選手からの模倣余地はないか、ていうか八村の手足を縛れないか。そんな強行策まで思考をフル回転させなければ挑戦する意味がない。それが作家志望のあるべき姿なのだから。

今日は初仕事。初日から思わぬ収穫を得られたことを報告して、今から執筆に取り掛かろう。今年の目標はコンクール1つ以上の受賞とラノベ1作品以上の執筆完遂✨

…その前にお風呂に入ってスーパーカップバニラを食すとしよう꒰ ´͈ω`͈꒱ノ

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