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美容師さんとの会話…激しく後悔

2月19日(金)

以前、自分の髪型をめぐって美容室での攻防をネタにしたことがある(2月10日)。自分の希望する髪型を上手にオーダーできないのだ🥺

今日は、少し視点をずらして美容師さんとのコミュニケーションについて綴ろうと思う!
o(`ω´ )o✨

僕は美容師さんとの会話が苦手だ。むしろ嫌いと言っていい。

美容師「伸びたねー」

このフレーズは、今までに何十回聞かされたかわからない。ここから話を発展させられるコースは出し尽くしたわ!したがって、最近では散髪中、目をつむって黙々と髪が切られる音に耳を傾けていることが多い。

しかし、時折、本当にたまには美容師さんとウマが合って会話が弾むときがある。特に何の脈絡もない平凡な会話でも、居心地が良く感じられるのだから、人との相性というのはガチャ要素が強い。

その美容師さんと気心の知れた仲になった頃、僕の悪戯心に火が付いたことがあった。結論から言って実に後悔することとなった。

美容師「ばきおさん、彼女は?」
僕「(意地悪してやる)亡くなったの。ずっと入院してて…こないだ…ね」

ほんのイタズラのつもりだったんだよ?マジで。

僕「(もっとイジメたろ)一緒に旅行しようって言って…チケットまで予約して空港まで行ったんだ…でも…そこで」

15年くらい前に世間を席巻した「セ○チュー」をまんまパクって、さすがにネタに気づいただろうと思った僕がアホでした。

美容師「あぁ…で旅行いったんすか?」
僕「…?え、いや…さすがに」
美容師「墓参りとか結構行くんすか?」
僕「んー、そう…ね。お盆とか?」
美容師「あぁ…でもキツいっすねー!」
僕「(期待してたのと違う)うん…ね」
美容師「え、何で死んだんすか?」
僕「(こいつ強くない!?)」

彼がよく喋る今どきの男子だったから、少し重たい空気にしたらどう反応するか見たかっただけなんだよー!(´;Д;`)
気まずい顔するかなーって思ったのに、ひたすらにgoing my way。

結局「うそだよーっ」て告白する前に

僕「えっと…彼女はね…」
美容師「うぃす!シャンプー台お願いしまーす!」

もう!自由人すぎるだろ!(⑉・̆ ༥ ・̆⑉)
いや元はと言えば僕が悪いんだけど…😞

そのまま彼の中では、僕の架空の彼女は死んでしまったことになったのです。けれど会計時…

美容師「でも彼女さん、きっとばきおさんのこと空から見てますよ。その髪型、早く見せてあげてください!(ニコッ)」

っと、背中を優しく押して見送ってくれたのだ。

彼の純情を弄んでしまった…

その直後に、引っ越してしまったので、彼とはもう会えていない。ついに嘘は闇の中に。

「一期一会」とはよく言ったもので、美容師さんとは、ほんの1、2時間の交流に過ぎない。しかしどんな相手だろうとリスペクト精神は持つべきなんだよなー(><)

っと、空を見上げて、いるはずもない病死した彼女に語りかけたのでした😊

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