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「同期」の君

3月4日(木)

「同期」って言葉が魅力的だなとわかった。なぜなら社会人アンケートでは、自分の愚痴を聞いてくれる相手のトップに「同期」がランクインするからだ。

僕が初めて入った会社は、小さな出版社で同期は同い年の女の子だった。その子は恋愛体質で週末は合コンなり街コンが大好きなごく普通の女子。

翌週の月曜の喫煙所の話題は、仕事の話か彼女の合コン戦績の報告であった。「西麻布のマンションで会社の社長なの。でもさ…」とか「あたしね、ハゲは許せるけどデブはどうしても無理」とか「彼ね、赤ちゃんの匂いがするの」とか、たまに訳分からん日本語を繰り出しては、1か月後には関係が破綻している不思議な子だった。

そんな子が…そんなあの子が「結婚することになったよーーー!!」と連絡が数年ぶりに来た。

おめでとう🎊僕は「同期」として嬉しいよ😊
喫煙所では色んなお喋りしたね。「安定の彼氏💕」とか日本語的に意味不明なこと言ってきたから「そういうイミフなこと言い出す奴って総じてみんな不安定な女の子だよね?」と返事したらマジギレした「同期」の君よ。僕は本当に嬉しい!結婚おめでとう㊗️

でも忘れないでね。君はあの時、こんなことも言ってたよ。

「こないだ占いに行ったら彼氏の前で『あなた、3回離婚するわ』って言われたの❗️あり得なくない⁉️」って。

占い外れるといいね👍
たまには飲みいこうぜ。

「同期」っていいね😊

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