『ゲーテ Goethe』
彼の名前をイタリアの街々で目に、耳にする。
そしてローマにはスペイン階段からほど近いvia del Corsoに彼が当時住んでいたアパートがまだある。
有名なVia del Corso 18
なんで急にゲーテを思い出したというと、
パワーストーンの勉強をしてたらゲーテが発見した石『ゲーサイト / GOETHITE』に出くわしたからだ。
ゲーテは『恋多き詩人❤️』という漠然としたイメージしかなかったが、
なにやら
「鉱山学」「地質学」以外にも、
「自然科学の研究🌱」にも聡い人だった。
(ダヴィンチにしろ、イタリアって未来人のような「多才で天才」にまつわる話多いけど、やっぱり変わった人が惹かれる国なのか…)
まずはゲーテの
「鉱山学💎Ingegneria Mineraria」
それのすごいのは、
一体どこに保管してたんだか。
ローマのあのアパートにも、いくつか置いてたりしたのかな。
そして
「植物学🌱Botanica」においてのすごさ。
それは、
ダーウィンが『種の起源』で進化論を唱えるずっと前、
そいでもって
ダーウィンのお祖父さん、エラズマス・ダーウィンが『ズーノミア〜1796年』を発表する前…
ゲーテは『植物変態論〜1790年』で、「花弁やおしべは葉っぱが変化したもの」と著して、それが進化論の元になったという。
ゲーテがいなかったら、もしかしてかの有名な猿人類から人間への進化の図式はなかった。か、立証が少し遅くなってたこともあったのか。なんて想い馳せると、歴史って興味深い。
ちなみに
ゲーテとニュートンの色彩論の話もなかなか面白い!
お好きな人はぜひ調べてみてください。
(私はゲーテの捉え方の方が好き)
ゲーテが魅了された〜ローマとシチリア
そんなに理想的?!
私は…そうは思いません、けど…💦
はい、これはよくわかる、その気持ち。
ローマとシチリアにこそ真のイタリアありき!
そんなゲーテ、
(5人も子供がいたのに)たった一人しか成人まで生き残らず、そしてその一人息子になってしまったアウグストを奇しくもローマで亡くし、その1年半後、彼もその生涯を終えたのです。
そんな
言葉の魔術師ゲーテ。
自分の出生をこんな風にホロスコープの、星の動きを引用して詠んでいました🌜
ホロスコープになぞらえて、こんな風に自分の出生を表現するなんて、なんてロマンティック!
・『正午の音で世界に来ました』
この入り方、上手いな〜すっと引き込まれる。
・『木星と金星は彼に友好的にウィンクし』
木星は幸運の星、金星は愛の女神ヴィーナスを象徴する星なので、ウィンクを持ってくるところが言い得て妙。
・『したがって彼女は(ほぼ満月の月は)私の誕生に反対し、その時間が過ぎるまで起こり得なかった。』
ホロスコープを想像するとさらに面白い…
本当に素敵な言い回し。
オシャレさん💫
💁Grazie di essere venuti a leggere.
✨良い1日をお過ごしください✨