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保育園に行きたがらない2歳の気持ちを考えてみる

2歳が保育園に入園して1ヶ月半。
年末という半端な時期に入園したので、1人だけまだまだ生活に慣れていく途中です。

通い始めてからの彼の様子を少し振り返ってみます。

まず前提として、うちの2歳11ヶ月はどんなタイプかというと…

  • 好き嫌い、やりたい・やりたくないがとてもはっきりしている

  • 偏食(野菜・果物はほぼ残す、新しいものに警戒する)

  • 警戒心つよめ(他の子が遊んでいるところにすんなり入っていくタイプではない)

  • 癇癪つよめ。ちょっと気に入らないことがあると怒りながら泣いて訴える

  • 親の顔色や言わんとすることを敏感に察知する(こちらの怒りや悲しい表情だけで不安そうな顔をしたり、慌てたりする。「そんなことしてたら…」と話を途中でやめても、次に言われることを察知して反応する)

  • 細かいことまで長く記憶する

  • 人見知りの期間が長めだけど、基本的には人への興味がつよめ

  • 周囲の人の様子をとにかく観察する(保育園の入り口のような人通りの多いところにいると、とにかくキョロキョロみんなを観察)

逆に「あっけらかん」や「物怖じしない」といったキーワードは彼からは少し遠くにある言葉だな、という印象。

こう書いていると、なかなか一筋縄にはいかない性格のようだけど、基本的にはよく笑い、おふざけが好きで、寂しがりや、甘えん坊の子どもらしい2歳です。

話を戻して、そんな彼が保育園に入って。

1ヶ月目(慣らし保育期間)

  • 想像と違い行き渋りはしない

  • 登園時は周りをキョロキョロ観察して落ち着かない

  • 親が帰ろうとすると、泣きはしないが、不安な表情

  • 担任の先生の名前を早速覚えて、家でもよく話題にする

  • 昼寝をしない(それまでの昼寝より園の昼寝の時間がだいぶ早いのも理由か)

  • 昼ご飯を食べない

  • 帰りに公園に行きたがる

1ヶ月目(慣らし保育終了後)

  • 行き渋りはしない

  • 友達の名前を覚え始める

  • 「電車やった」など楽しかった報告を1日1つ程度する

  • 感想は「楽しかった」が多い(ただ、毎回号泣してなんとか終える散髪のあとも「楽しかった」というのであてにならない気も…)

  • お散歩はだいたいお友達と手を繋ぐより、先生に繋いでもらう

  • 昼寝は8割しない

  • ご飯は白米と肉など特定のものだけ食べる

  • すぐに帰りたがらないのでコンビニやパン屋など、何か寄り道をして帰ることが増える(これで毎回買い物をねだられるようになり、今少し困っている)

2ヶ月目の前半

  • 「◯◯先生はあしたもいる?」など、先生の様子を気にするのが意味深

  • 先生の話を出す時に、楽しそうとは言えない雰囲気のことが増える

  • 相変わらずお散歩では友達同士ではなく先生に手を繋いでもらう、一番弟分的な立ち位置

  • やはり昼寝は8割しない

  • ご飯は白米と肉など特定のものだけ食べる

  • 「明日保育園行く?」と毎日確認してくるが、質問の真意はわらかない

2ヶ月目の後半(今)

  • よく楽しそうに名前を出していた先生の話が、あまり楽しそうではなくなる

  • 散歩では基本先生に手を繋いでもらうことが多いけれど、友達とも繋いで上手に歩けるように

  • 相変わらず昼寝は週1するかしないか

  • ご飯で食べるのは米やパン、メインのお肉くらい

  • 帰りにコンビニやパン屋に寄って何かお菓子を買うと駄々をこねる


そして、今日はついに初めて「行きたくないの!」と朝から泣いて訴え。
保育園までいったものの、ロビーでも泣き続けて中に入らなかったところに、そのままお散歩に行くみんなが来て合流。なんとか預けてきました。


行きたくない理由はなんだろう

単純に、入園前のように私と一緒に公園に行ったりしたいというのは一番大きいとは思う。保育園よりは間違いなく本人のリズムに合わせられるし、一緒にご飯を食べたり、遊びたいのだと思う。

自分のリズムがしっかりあるタイプなので、集団に合わせて遊ぶのは想像以上にストレスなのかもしれない。
親としては、もうほとんど3歳だし、そろそろ集団のリズムに慣れていくことも必要じゃないかと思っているけれど、どうなのだろうか。

そして、先生との関係も、行き渋りの一つの要因なのかな、と思うことが多々ある。
迎えの時間に顔を合わせるだけなのでもちろんどんな方かしっかり把握できているわけではないけれど、担任の先生は基本的にはサバサバして良い先生のように私は感じている。
子どもに大きなリアクションで褒めたり、優しい声かけをするタイプではなく、淡々と「ほら行くよ」「そんなに泣くなよ」という感じで話しかけるお兄さん、という感じ。
先生がどうかというのは、私にはわからないし、子どもがどう思っているかはまだ彼の言語能力でははっきりこちらに伝えるのは難しい。
ただ、もしかしたら「やりたくないこと」が多いうちの子どもにとっては、常にやりたくないことを強いてくる人、叱られる人、という存在になってしまっているのかも。特に優しく語りかけるタイプの先生ではなさそうなので、人の表情や言動に敏感な子どもにとって、少しストレスなのかな、と思ったりする。
これは先生の良い悪いではなく、相性の問題なのだろうな。だからこそ難しい。

家での生活リズムも行き渋りの原因では

一つ、行き渋りを解決するために私たちが家でできることがあるとしたら、生活リズムを整えることじゃないかな。

まずまさに今日がそうだったのだけど、最近子どもが起きるのが遅い。今日も起床は8時。最低でも9時5分には出発しなければいけないけれど、朝のご飯、着替え、顔を洗うなど、どれをとってもスムーズにいく行動はないのでとにかく時間がかかる。

我が家は決まったルーティーンが確立できていないのがまず大きな問題だなと今更ながら感じている。

私がご飯や弁当作りが終われば起こす、という私を軸にした日々安定しない起床時間。
起きたらまず着替えるか、ご飯を食べるかは彼の気分次第。
ご飯はだいたい同じものを出すものの、日によって食べたくない日があったり、遊び始めて一向に進まなかったり。
夫が起きるとテレビがつくので、それからはぼーっとテレビを見てしまう。
基本的に着替えも洗顔も嫌。

そんな様子なので「早くして」「もう時間ないよ」と1時間言い続けている。

この流れで、ただただ急かされて、そのまま送り出されるので、そりゃ気持ちも乗らないよな、と振り返って改めて思う。

来週からはちょっとルーティーンづくりを真剣に考えてみたい。

  1. 私の朝の準備がどうであれ7時に起こす

  2. まずはトイレや顔を洗う(トイトレについては、これはまた別で取り組まないといけない我が家の課題…)

  3. 先に着替える(かなり手こずりそう)

  4. ご飯を食べる

  5. 食べ終えて、一つ本人の好きなことをゆっくりできる時間を設ける(パズルでも、電車でも)

  6. 8時50分には出る

理想は、こんな感じじゃないかな。

実現するには、私がもう少し朝スムーズに準備すること。
そして、忍耐強く習慣にしていくこと、だと思う。もう少し、ルーティーンづくりや子どもの習慣づくりについて、本を読んだりして知る必要もありそう。

2ヶ月後には2人目が生まれると思うと、またそこで大きく変化せざるを得ないだろうけど。

子どもが毎日安定して、落ち着いて一つひとつの過程をこなせるように整えてあげる。今年の大きなテーマになりそう。


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