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トイレに座りたがり始めた2歳

昨日の夜のこと。
もう布団に入って30分くらい経った頃。2歳(と言ってももう今月3歳になる)が「ちっちでる。おトイレいく」と言い出した。

この「トイレいく」は最近時々言うようになった。
よしよし、自ら言ってくれるのはありがたい。ということで、眠いし寝てほしいけれどトイレに行くことにした。

トイトレをせず、もうすぐ3歳

これまで我が家では、「トイレトレーニング」にあたることは特にやってこなかった。
もちろん、やったほうが良いかどうか、いつ頃オムツが取れたら良いのかという悩みは常にあり、本を読んだり、調べたりはしてきた。

本人が親のトイレについてきて、座りたがったり流したがったり、ウォシュレットのボタンの名前を聞いたりするようになってからは、補助便座も準備。座ってみてもらったり、「ちっちがしたくなったら、ここに来てするんだよ」と伝えたりもした。二度くらい運よく座っている時におしっこをすることも。
商業施設に子ども用トイレがあると、座って遊んだりもしていたので、トイレ自体は嫌いではなさそうな様子だった。

ただ、実際に出したくなった時には「おトイレいかない」「このままする」と、これまではオムツにすることにこだわっていた。

トイトレも、結果としてはオムツが外れるタイミングには個人差があるし、自然にトイレに行くようになるという考え方を採用して今に至っている。
子どもの好き嫌い、いや・やりたいの意思がとても強いので、そう簡単に親のいうことは聞かないだろうなという思いもあった。

自宅保育仲間のオムツ卒業

半年くらい前だったか、1歳前後からよく一緒に児童館や公園で遊んでいた同い年の女の子が、オムツを卒業した。確かその子が2歳半くらいだったはず。
ママの実家に長期で帰省中、おばあちゃんがこの間にオムツを卒業させようと決意。パンツ生活にしたり、一緒にトイレに行って根気強く待ったりして、見事数週間でオムツを卒業して戻ってきた。

早生まれのうちの子どもより半年くらい月齢が上だったこともあり、あらゆる面で「お姉ちゃん」のおともだち。月齢の差もあって、その話を聞いても焦ることはなかったけれど、オムツを外そうとしたらそういう環境づくりが必要なんだなあ、と改めて感じたタイミングだった。

急にやってくる「トイレいく」

そうして、ここ数週間。
昨日の前にも何度か、「トイレいく」と言うようになった2歳。
毎回ではないし、相変わらず「おトイレでする?」と聞くと、気分が乗っていない時は大抵断られる。

それでも昨夜はノリノリでトイレに行って補助便座に座り、「もうちょっとで出るかな〜?」と本人も謎に期待。
結果、少しだけどおしっこすることができ、2人で大喜び。
楽しくなったのか、「まだ出る」「あと3回出る」と粘り続け、30分くらいトイレから動かない。
(最近の彼は何でも「あと3回」。滑り台もあと3回やりたいし、本もあと3回読みたい)

流石に私も妊娠ほぼ9ヶ月でずっとしゃがんでいるのは辛いし、眠かったので「そんなに何度もは出ないから、寝よう」と説得。
結局父がお風呂から出たタイミングで僕も布団に行くと思えたのか、長いトイレが終わった。

「おともだちがトイレに行ってた」

急にトイレに座りたがるようになったのは、おそらく保育園に通い始めたからじゃないかなあと思っている。
昨夜もトイレで30分座っている時、「保育園で誰かがトイレに行ってたの?」と聞くと「●●くんがトイレいってた」と楽しそうに話していた。
きっと同じ組の友達がトイレをしている姿を見て、自分もやってみたくなったのだと思う。

「保育園でトイトレやってくれる」とか、「幼稚園に入る前にはオムツを外しておかないと」といった話を耳にしたことがある。

うちはつい数ヶ月前まで幼稚園と保育園で迷っていたので、区立幼稚園の入園手続きもして、何度か説明会にも足を運んでいた(結果的に認可保育園に内定し、今後の仕事のことも考えて保育園を選んだ)。

幼稚園では「オムツが外れていない場合は、入園前にも今後どう対応していくか相談していきましょう」といった話があったので、なるべく外れた状態で入園する方が良いんだろうなあと感じていた。

一方保育園の方は、特にオムツをしていることで何か話し合ったり、今後の方針が示されたりすることはなく、入園前にした話としては「オムツはサブスクにしますか?」くらい。
実際に子どもにトイレに関してどういう声掛けをしているのかも、正直よく知らない。聞けば良いのだろうけど、私自身が方針が定まっていないし、自然と外れれば良いかと思ってしまっていたので、特に尋ねてもいなかった。

保育園に迎えにいくと、長く園にいる他の子たちも、割合はわからないけれどオムツをしている子はいるし、保育園で特に月齢や年齢を基準に決めたトイレの方針はないのかもしれない。

そう言うわけで、保育園にいるからトイトレが勝手に進むわけではないけれど、やっぱり同世代のお友達の影響は大きい。早速影響されて、僕もトイレに座りたいと思い始めたわけだ。


今後すんなりトイレに移行するわけはないとは思うけれど、「自然に排泄の方法が移行するというのはこういうことなのか」と、大きな流れの変わり目のようなものは感じている。

こうしているうちに2人目が生まれるとまたじっくり上の子に向き合う時間がとりにくくなるのかもしれないけれど、彼のノリノリトイレ気分を崩さないよう、うまく付き合っていきたい。


◆保育園入園が決まった頃の話

◆保育園に入ってからの気づき


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