寿命が縮む味

 美味しいものというのは寿命を縮めるものが多い、鮒寿司は塩分過多と言われるしカフェインはそもそも身体に毒だ。
 そもそもドベネックの桶とか桶の理論とか呼ばれるやつで栄養は満遍なく取らないとだめなことが分かっているから色々なものを食べないといけない。
 特に砂糖というのは取らなくてもほかの糖質を取れば代用出来るものだ。白米やパンからブドウ糖を、果物から果糖、乳製品から乳糖を取ればいい。砂糖のショ糖は老化を早めるとして私の相方の方からあまり摂取しないようにと言われている。
 そういえばカフェインの話に戻るが最近ザイナマイトというカフェインの代用品ができたそうだ。
 ザイナマイトはカフェインの代わりとして注目を集めるものでカフェインのような興奮作用などがありつつ依存性がないのが特徴とされる。しっかり実験をされたもののようで「カフェインと同等のものをを摂取した」という思い込みでカフェインと同じような効果が現れたわけではないことが証明されている。
 なんて便利なんだと多くの人は思うかもしれない、しかし、カフェイン中毒の奴はきっと違う意見を持っているはずだ、そう「身体に悪いのも含めカフェインさんを愛していたの」と、体に悪い事は重々承知の上で寿命が縮む味に楽しみを覚えていたのだ。
 カフェインが身体を壊す所さえもまたカフェインの良さなのである。例えるならわさびの辛み、これはわさび好きしか分からない例えかもしれないがわさびの鼻を刺すあの感覚も含めわさびを好きなの同じような感覚だ。
 さてちなみにザイナマイトは登録商標であり、現在は限られたものにしか入っていない状態である。そして飲料系に入っているのは見た事がない、今あるのはグミだけなのではなかろうかと思われるからザイナマイトの侵略はまだここからである。私はいつまでも身体に悪い方を飲むと思うがそれはまた別の話


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