見出し画像

スキな曲なんて特にないと思ってた。でも久しぶりに懐メロ聴いたら泣きそうになった話

想像の世界を自由に旅できる歌の魅力。
一瞬であの日に戻れる歌の力。
毎日をちょっとハッピーにしてくれる。
これまで気がつかなかった音楽の可能性。


こちらのお題企画に参加しています。


趣味を聞かれたとき、音楽と答えることはなかった。誰々のファンでライブに行ったりして・・・という音楽好きの友人たちと比べていたのかもしれない。

でも、私の中にも音楽はあった。文字よりも心に残りやすい音楽。私の人生の中にも、ちゃんとあった。

そんな発見をした、noteフェス2021。


夢が広がる「うちゅう」

BUNP OF CHICKENの『天体観測』を初めて聞いた時は心がふるえた。

好きなアーティストなんていないと思っていた。流行りの曲をただ聴くなんてことは、なかった。CDを買ったりライブに行ったりするなんてことも。

唯一聴いていた音楽は映画のサウンドトラック。ビデオからテープに録音して(昭和・・・)音楽を聴きながらお気に入りの映画のシーンを思い出すのが好きだった

そんな私が『天体観測』を手元に置いておきたくてCDショップに足を踏み入れるなんて想像していなかった。

たくさんのCDが並ぶ棚・棚・棚。ポスターで埋め尽くされている壁。聞こえてくるのは初めて耳にするメロディ。

居心地の悪さを感じながら目的のCDを探す。これが本屋なら別。目をつむっていても、いつもの場所に行けるのに。

『天体観測』を聴いていたらポルノグラフィティの『アポロ』もスキだったことを思い出した。このCDも場違いな感じで買いに行ったはず。あれ?買ったのはポルノグラフィティのほうだけだったかも。

ちょっと記憶があいまい。買ったCD、まだ実家にあるだろうか。。。


『天体観測』も『アポロ』も遠くの知らない世界へ気持ちをワープさせる。

もともと英語と旅行が好きで海外への夢は幼いころからずっと持っていた。縁あって今、オーストラリアに住んでいる。偶然が重なって、こちらで出会った人から占星術を学んでいる。

知らない場所が日常になったら、またさらに未知の世界に行きたくなる。それが今度は宇宙なのかも。

飛行機でも行けない「うちゅう」の世界に興味を持ち始めたのは、最近になってからだと思っていた。でも、このnoteをきっかけに「そういえば日本にいた時から宇宙の話が好きだったな」と思い出した。

この2曲を聴きながら、また遠い空の向こうに旅行にいく夢をみたい。





恋のあこがれだけで胸ときめく

スキー場でエンドレスに流れる「ロマンスの神様」

リフトに乗ってる間も、ゲレンデで滑っている時も、レストエリアで休んでいる間も香美さんの高音ボイスが響く。

当時はまだ「恋」を知らなかったティーンになりかけの私。なぜか胸がときめく。いないのに。好きな人なんて。スキー場での出会いを妄想しそうになった。というか、妄想した。

まあ、そんな出会いはそうそう転がっていなかった。



最近みはじめたハラミちゃんのYouTubeチャンネル。笑顔がすごくステキでピアノが超絶うまい。

そのハラミちゃんが広瀬香美さんとコラボ。香美さん、声が変わってなかった。相変わらずパワフル。

ふだんの姿を見られると、ちょっと距離が近くなった気がする。アーティストさんをもっと好きになる。

懐かしさと新鮮さの同居。


スキの3乗

もう『ロマンスの神様』で3曲になってしまった。でも、企画のnoteには

想いがあふれた結果、3曲以上になってもOK

とある。

語り出したら「想いがあふれ出してきた」ので、いっちばん好きなスピッツの曲だけで3つ集めた。一つに絞れなかった。。。てか、いたわ。好きなアーティスト。

スピッツで『チェリー』『ロビンソン』『空も飛べるはず』。

まずは聴いてください(なぜかラジオパーソナリティー風)。


聴くのもスキだけど、ウクレレで弾くのもスキ。

あんまり歌は得意じゃないと思っていた。けど、スピッツの曲は歌える。歌ってて楽しい♬

スピッツを聴いていた頃は仕事もプライベートもジェットコースターだった。

何をやっても報われない。それでも年に何回かある『うれしい!』が仕事を続ける活力だった。定時を越えても終わらなくて残業組の常連。よく先輩が夜食おごってくれたっけ。

そんな就職したての一生懸命だった時代に聴いてた曲。今があるのは、その時の自分が頑張ったから。聴くと「あの時」がよみがえる。

もう3年以上、日本に帰っていない。それでもオーストラリアが好きだから大丈夫だと思っていた。ここが第二の故郷だから。

けど、懐かしい音楽のふたを開けたら、なぜだか涙がこぼれそうになった。


人生の半分以上を過ごした私の「ふるさと」は私のどこかに眠っていた。

私の中の「うちゅう」にも懐かしい曲がかくれていた。

あの頃の気持ちを呼びもどす音楽。

夢が、世界が広がる音楽。

これからも、自分なりの楽しみ方を見つけたい。

noteというコミュニティの雰囲気がとても心地よく、安心安全の場所だなあって思います。サポートいただいた優しさの種は、noteの街で循環していきますね。