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久しぶりにグラウンド・・・。

今日は、久しぶりに昔、少年サッカーに携わっていたときに使用していた、小学校のグラウンドの横を通った。
今も盛んにサッカーがやられていると思う。

ちょうど、どこかのクラスが体育の授業をやっていた。
この生徒の中にも、サッカーをやっている少年がいたかもしれない。

最初のころは、少年たちに何を伝えればいいのかわからなかった。
本当に適当なことを伝えていたと思う。
決して、彼らのサッカーが上達しないような内容だ。

そんな負の歴史と言ってもいいと思える時期を過ぎて、あるタイミングで、指導者を育成するという組織に出会った。
そこでの、教えは目から鱗の連続だった。
内容は、僕の頭の中にあったことと変わりはないのだが、具現化されていた。

今までやってきたことでは、少年たちの技術は伸びないと痛感した。
しかし、まだ僕には足りなかった。
そして、あるチームの見学に行ったときの指導者の言葉で運命的な出会いが起こり、一気にサッカーの見方が変わった。

これなら、少年たちを上手くできる。
そう確信したが、日本のサッカーではなかなか受け入れられない内容だった。
それからは、これを続ければ少年たちのサッカーは飛躍的に伸びることがわかっているが、急ぎすぎずに進めていた。
しかし、なかなか、同じチームの指導者からも理解が得にくい日々が続いた。
なぜか、それは、彼らがやってきたサッカーを根底からひっくり返すようなことだから。
しかし、その内容はごくごく基本的なことなのだが。

そして、完全に形になるまでに、そのチームを去ってしまうことになる。
一番長く、一緒にサッカーをした少年たちは、今、17歳だと思う。
今もサッカーを続けているのだろうか?
続けていてほしいし、僕がその時、伝えたことを今でも実践している少年はいるのだろうか?と日々考える。

続けていたら、きっとう上手くなっていると思う。
やってないよな。
きっと。
日本では、それを続けることが難しい環境にあるからな。
つづく

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