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実は美味しい!大学入試の自由英作文(理論編)

 国公立大学入試まで、後数日になりましたが、最後の追い込みに忙しい時だと想像しています。本番に今までの思いや実力がうまく発揮されることを祈っています。
 志望大学の過去問を既に解答してみたけどイマイチ得点アップにつながらないというあなた、合格まで後少しです。「最終確認の重要表現」も投稿していますので、良かったら最後のプッシュをしてみてください。

 受験生が苦手とする英作文問題は、実はとても美味しい得点源なのですが、無回答の確率がかなり高いとの報告があります。そうつまり、ここで得点できれば、得点の上積み、あるいは挽回ができるということです。

 コツをつかんでしまえば、解答時間の10分から15分で確実に得点できます。添削指導をしてもらっている人も多いと思いますが、基本を理解した上で添削してもらうのが効果的だと思います。少しでも皆さんのお役にたてたらと思っています。

英作文実践編 その1」及び「英作文実践編 その2金沢大学」「実践編 その3一橋・横浜国立大学」「実践編 その4名古屋大学・広島大学」の対策について、実際の英文を使って、理論編の追加説明をしています。良ければ読んでみてください。

Let's dive in to save your precious time!

 英作文の基本は"PEE"です。PEEのは英語で「おしっこをする」という意味なんですが、それはさて置き、Point (P)Explanation (E)との組み合わせで自分の主張を展開します。Eが2つあるのは、最低2つの説明でPoint (P)を補完するという意味です。
 このPEEはどのような英作文にも当てはまります。少々脱線ですが、英文解釈では、トピックセンテンスとサポートセンテンスと違う名称ですが、同じフォーマットで一つ一つのパラグラフは書かれています。
 
 では、この基本フォーマットを入試の自由英作文にどのように応用したら良いのでしょうか?

 この投稿では以下の4つの観点から、英作文の書き方のポイントを説明します。ポイント説明(理論編)なので、具体例を用いた説明については、「実践編」(実際の入試問題と私のアップローチ方法)を参考にしてみてください。

  1. 自由英作文のフィーマット(S+PEE+C)

  2. 結論  (Conclusion) の工夫

  3. 字数制限について

  4. 実践練習の前に

  5. ちょっとしたコツ

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