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理系の皆さまへ~懺悔室⑤~

言葉はいつも矛盾を含んでいる。

理系の人は屁理屈が多い、一言多い、堅苦しいとラベリングしていたけれど、その紐付け自体が間違ってた。そもそも、私が屁理屈ばかりいうのかもしれないことに気付いた。偏見を持ってたのは私のほうでした。ごめんなさい。

娘はオンラインで数学を5年ほど、ある先生にお世話になっている。その先生と三者面談の際に、論理学の観点から中間考査の数学答案を解説してもらった時に「なるほど!」と思ったことが背景にある。

ワニがアナタのことを食べようとしている。そして、ワニがアナタに言う。
ワニ『僕が君のことを食べるか?食べないか?当てたら僕は君のことを食べない』
アナタは、どう答えるか?

質問

娘:「『食べる』って言う。」
先生:「おっ、Kちゃん、なんでそう思う?」
娘:「だって〇〇〇だから…」

理由を話す娘。

ワニは正解だから僕を食べることはできない。でも食べずにいると、今度は不正解になるので食べることが出来る。でも僕の答が正解となり食べることが出来ない。つまり、いつも言葉は矛盾を含むということになる。この矛盾を指摘されて私は毎回、うーん💦ってなっていた。

カラスは黒い。
黒いはカラス?
逆説にした時に矛盾が生れる。
確かにそうだ…
理系の人の屁理屈はココに繋がってるんじゃないか?と思った。
だから性格じゃなくて、もう思考なんだと悟った。

で、この先に驚いたことがある。

どうやら、娘はPYP(Primary Years Programme:初等教育プログラム@IB)で既に、勉強を楽しんでしましょう!!と先生にGrade3の時に教えてもらったと教えてくれた。みんなで、いろんな意見を出し合うことをしていたらしい。思考トレーニング・頭の体操のようなことを既に小学3年生の頃から徐々にしてたとはIBプログラムを選択して良かったと心底思う。IBプログラムから離れてしまった今、どこかでDPを取れる学校を探したほうが良いのではないか?と焦りを覚える。

そうして、このNoteを書いてる隣で長女が実力テストについての判例についてレポートを書きながらIBがよかったぁ~と叫んでいる。実に面白い。

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