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自分の道がよくわからなくなったら「なんとかしたい」に目を向けてみたらいいかも?

「自分はどんな道を進んでいきたいのか?」

考えてはみるものの、答えがよく分からない……という時はありませんか?

そんな時は、普段あなたが感じている「なんとかしたい」が、その道筋を教えてくれるかもしれません。

コピーライター・阿部広太郎さんが主催する連続講座『企画でメシを食っていく2022(企画メシ)』。2022年に掲げる思いは、『自分の道を言葉でつくるための連続講座』です。今回は、8月20日に開催された第3回『なんとかしたいの企画』の内容をご紹介します。

レポートライターは、『企画メシ2021』卒業生・山田まきです。よろしくお願いします!

「なぜ?」と「ゴール」から見えるもの

今回の課題は、「なんとかしたい」の企画。企画生は、以下の課題に取り組みました。

自分のことで、もしくは
身の回り(社会、世界を含め)のことで、
なんとかしたいと思うことはありますか?
「なんとかしたい」を起点に、
それをどう変えていけるか企画を考え、
企画書にまとめてみましょう。

※歴代の企画生全員にシェアしようと思います。
狙い→思わぬ仲間が見つかるかもしれないな、と。

課題が発表されて約2週間後、企画生が考えたそれぞれの「なんとかしたい」の企画が歴代の企画生を含めた企画生全員に共有されました。

講義中阿部さんは、今回の課題について「大切にしたい2つのポイント」を示しました。

  • 【動機】なぜ「なんとかしたい」のか?

  • 【ゴール】どう「なんとかしたい」のか?

「なぜ?の「動機」がわかると、「なるほど!」と自分ごとになる。そうすると、ほっとけなくなる」と、阿部さんは言います。

「『なぜ?』の問いからあふれる、あなたの人間味が大切なのだ」というお話が、特に印象的でした。

「あ、心が動かされるって、こういうことなんだ」

私自身、事前に皆さんの企画を拝見し、また、講義の中で直接お話を伺う中で、そのことを強く感じました。

「なんとかしたい」には、その人のこれまでの生き方や想いがつまっているのではないでしょうか?

そのうえで、「どこを目指すのか?」のゴールを言葉にすることも大切です。

「企画を考えている時はおぼろげだった言葉も、企画生と話すうちに見えてきました!」という声もちらほら。「なんとかしたい」を仲間と話してみると、自分のありたい姿がより具体的になるのかもしれませんね。

講義中、阿部さんは対話の時間を大切にしたいと、企画生同士の聞き合う時間を設けてくれました。そこで、実際に私がお話を伺って印象的だった企画をご紹介させて頂きます。

大沼さんの『#日々のタイトル』。

キラキラ輝いていることだけではなく、日常に転がるたくさんの「大切」を見落とさないためのきっかけづくりができないか。そんな「なんとかしたい」を起点に、「今日という日にタイトルをつける」という企画を考えた大沼さん。

引用:大沼さんの企画書より

「Twitterで投稿する」という誰でも気軽に参加できる手法を取っていて、すでに、多くの企画生を巻き込んだ企画になっています。

この投稿をきっかけに、企画生の知らない一面を見れたり、新しいつながりができたり…。「これ、投稿見ました!」「これから投稿してみます!」など、企画生を中心にさらに輪が広まっていきそうな予感がしました。

「なんとかしたい」を起点に自分の想いを知り、仲間の輪を広げよう

そもそも、阿部さんはなぜ「なんとかしたい」の企画を課題に出したのでしょうか?

今回の企画の意図に関するお話が、印象に残りました。

「なんとかしたい」は、自分の道の道しるべになるのではないか?

「自分はどんな道を進んでいきたいのか?」

いきなり考えると、難しく感じるかもしれませんが、「なんとかしたい」を起点に考えてみると、自分でも気付かなかった想いにハッとさせられる瞬間があるのではないでしょうか?

もし、「一人だと自信がない……」と思ったとしても大丈夫。同じ思いを抱く人が見つかれば変わっていきます。

ひとりの「なんとかしたい」は
みんななら「なんとかなる」から
(理想論ですが、信じてます)

一見難しそうなことも、仲間と力を合わせることで形にしていけるといいですよね。

「それは伝わるのか?」心を尽くして、ことばにする

最後に、今回の講座で特に好きだった阿部さんの言葉をご紹介したいと思います。

洗練されていなくてもいい
心を尽くしてことばにすること
「それは伝わるのか?」
を自問自答しつづけること
力を借りたいのであれば、まずやること
小さくてもいい、かたちにすること
noteに書くことも旗を立てることになる

誰かに何かを伝える時、大切なのは「心を尽くすこと」ではないかと感じています。受け取り手への配慮そっちのけで、自分中心にことばを並べても、きっと伝わりません。

「それは伝わるのか?」

受け取り手の立場になって、何度も何度も考え抜いたことばだからこそ、伝わるのではないかと思うのです。

『企画メシ2022』の枕詞は、『自分の道を言葉でつくるための連続講座』。

現在参加している企画生には、毎回の課題を通して自分と向き合った結果、ぜひ最終講義では自信を持って「自分の道」を宣言してほしいと思います。
そして、「自分の道って何だろう?」と考え中の方も、身の回りの「なんとかしたい」を起点に、声をあげてみてほしいです。思わぬ仲間が見つかるかもしれませんよ。

ここまでお読み頂き、ありがとうございました!

過去の企画メシレポートは、コチラからご覧ください。


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