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いつもは平気な顔してる ふと魅力的な横道へあの人が居るとわかっているのに喉から胸の辺りか…
世の中戻らないものだらけ。秒以下前の私には、今となっては戻れない。戻れないのに傷だけは、…
おかしいな さっきトイレに行ったのに またしても 行きたくなっている でもしたいものは 仕方…
私の唇 よくむける 若い頃から むけむけだ ピンキリ リップも なんのその ワセリンベッタリ な…
私は初めから人間ではなかった。姉は私をいじめてくるし、何のために居るのか解らなかったし、…
ねばならぬが降臨した時 あらゆる事が 輝きだした 輝きは影を生み出し ねばならぬのみに 影を…
背の高い あなたのそばに 猫の間合いで 忍び寄り いつの間にやらと 気づかれて 意識されて 好かれたい あなたは私を気に入って 目端でチラつくようになる 不意に会い あなたが言葉を飲み込んで はき出せないのを 思い出すのが 大好きで お気に入りは 幾度使っても 擦り切れず 私を満足させている もし私が魔女ならば 未来永劫 忍び寄り 代々 あなたのそばに と魔法陣
あなたに披露する私の詩。どんな詩でもイラつかせるらしく、すっかり自信を無くすけど、詩なん…
全部見守るのなんて やなこった 一人で残るなんて やなこった ぎくしゃくと 穴掘った 私を 笑…
暑い暑い 暑すぎて 力が出ない いや そうじゃなくて 君のせいでしょ 君は朝から上の空 職場に…
君はいつもまず批判しているねと 言ったけど こっちも批判しちゃったわけで ごめんなさいと思…
背の夕日 暮れゆく浜 一番星の 金星と 熟した太陽 肩触る 前奏曲で 見上げれば ほんのり 夏の…
あなたがいない お夕餉は なんでも好きなものを 召し上がれ と言う訳で スイートコーン缶 晩…
久しぶりに電車に乗った。 特に都会的なその街には、とても美しい人ばかりが歩いていた。 美しい生地の服をまとい、ひらひらふわふわと歩いている。 私はそんな人たちを見るのが好きだ。 目を離しがたく振り返り、目で追い縋ること複数回。 こんな時同性で得だなと思う。 これほど暑くなければ花壇なりに腰掛けて、延々と眺めていたいものだ。 この様な往来では自分が小間使いになったかのような気がする。 美しい小間使いだっているのだろうが、なんというか脇役中の脇役のような気分。 脇役中ってこう見る