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【読書感想文】往復書簡

今日は学校にいます、あられです🏫

今日は、湊かなえさんの『往復書簡』を読み終えたので、感想を。

湊作品、大体読んでいて、今回は2回目ですが、意外と話って忘れちゃう。
私の場合、読んだ時の、怖い不安、という感情は残っているけれど、内容までは覚えていませんでした。

この作品、3遍のストーリーが、手紙のやり取りで進んでいきます。
過去の人間関係や、過去の巻き込まれた事故や事件がじわじわ判明していく話です。
怖そうで怖くない、でも不気味さがある。

それから、3つの話がどこかで繋がっています。
人の名前が覚えられない私でも、もしかして前の話のあの人?なんて、気づけたりします。

読んでる最中も、読破後も、特に深く考えたことはありません。
ただ、もう一度読みたいと思ったのは、何か、文章に心地よさを感じていたからかな、なんて考えました。

ただただ手紙で綴られる文面が美しくて。
一つ目のストーリーの一番初めに出てくる悦ちゃんの手紙。
イメージするのは、顔が凛としていて、髪の毛は黒で艶があって長くて、肌は焼けてない、すべすべな人物。少し気が強そうだけれど。

そういえば、文面って人柄が表れるなと思う。

あるグループラインで、「こういう」を、「こおいう」と打っている主婦さんがいました。

正直、頭良くなさそう、かわいこぶってイタイと思ってしまった。その人自身はとても良い人で仕事もできるから、もったいないなとも。

私はできることなら、心地よいLINE、メール、文章だなと思う人と一緒にいたい。

それから、この文章を読んでくれた方は、私、あられってどんな人物だと想像するんでしょうか。


そんなことを思った、あられでした。

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